ファスナー
試験が終わり、あとは結果を待つのみとなった。
とりあえずゲームをやったので、次に何か映画を見ようと思った。
昨日は映画館で「男たちの大和」を見てきた。これについては思うところが多すぎていまは考えに整理がつかない状態なので、今日DVDでみた「Jam Film2」について今日は書こうと思う。
このDVDは中短篇4本立てで、いずれも非常にアクが強い。
1本目は「日本の交際」をテーマにしたもの。外人に向けて日本人の恋愛を紹介するというプログラムと、その実践を映画にしている。日本文化の過去と現在がごっちゃになった、現実離れしたシュールなプログラムには思わず苦笑してしまう。
またそのプログラムをそのままラーメンズの2人が実践。内容の面白さでは4本中1番だろう。
2本目は滅菌室に閉じこもり続ける少女の話。汚れも死もある世界に踏み出すことのできない少女を麻生久美子が演じる女性が励ます。
少女が滅菌室から外に出る時、ザ・イエローモンキーの「球根」の英語版が流れる。
3本目はB系のお兄さん達が大活躍する作品。主人公の彼女が、親の借金の肩代わりとして借金取りに拉致される。
主人公はB系の兄チャンの協力のもと、借金取りの子分の集金を妨害して1000万を手に入れ、彼女を救うというもの。まあこれに関しては兄チャン達のパフォーマンスあたりがみどころだろう。ちなみにロケが戸山公園近辺(野球部のランニングで何度も走った)だったので思わずニヤリとしてしまった。
最後は「ファスナー」
Mr.Childrenの同名の曲をモチーフにした映画。人は皆大人になるにつれいくつもの顔を持つようになることを知った少年は…
僕は「ファスナー」に対してはそれなりに思い入れがあったのでなかなかに考えさせられる作品だった。
ちなみにオープニングもMr.Childrenの「Its Wonderful World」の1曲目なのでミスチル好きはそれなりに楽しめると思う。
まあこんなところです。
でもやっぱり映画っていいね。濃いね。短い一本にメッセージが詰め込まれてるから見てて充実感がある。
もっと映画借りてこよ。