肉の塊
まさと、ひろむとこんな会話をした。
や「正直おっぱいは好きだろ」
ま「そこまで大きさにはこだわらねえ。でもな、人生一回でいいから巨乳にうずもれたいと思うんだ」
ひ「ああ、ああ」
ま「でもまあ、ただの肉のかたまりなのにな」
や「そうだよな、でもそれが世界の全てだ」
ひ「人間みんなが肉のかたまりへの欲望に向かって動いてるんだよなきっと」
や「そもそも人間自体もただの肉のかたまりだよね。それが欲望をエネルギーに動いてるとしたら、おっぱいはこの世界の全てだ」
夢も希望も人間にとっての大切な生きる糧であることは確かなことだ。
でももっと本能的な部分での生きる意味は、自分の生命の維持と、子孫の繁栄だろう。それが食欲睡眠欲、性欲であることを考えると、この世界の、人間が築いている社会が欲望を満たすことを中心に考えて作られていることをいまさらながら再確認できる。人間は考える葦だけど、一年中発情期のサルでもあるんだよねきっと。
「おしゃれしなきゃだめよ、おしゃれは世界で一番虚しい遊びなんだから、だから楽しいのよ、洋服や化粧はなんのためにあるか知ってる?脱がされて裸にされるためにあるのよ、見る人にね自分のあそこを想像させるためにあるの裸にされてぶたれて顔に水をかけられて犬みたいに這わされてしまうと、全てゼロ、だからいいのよ」そういってニヴァは初めて笑った。
こんな一節を思い出す。もっともっと欲望に素直に生きたいなあああ
俺たちはだれかとかかわってからなんかするエネルギーが湧いてくると俺は思ってる。
一人で勝手に考えた真実より、誰かと一緒に話した、ちょっとした世間話みてえなののほうが、本当のことな気がする。
産声チェインソー・ヘッドフォンチルドレンより
やっぱり人と語り合うのはとても楽しいです。ちょっとした下らない会話でも、その場で、もしくはその場を離れてからひとりで考えることがより真実に近づく気がするから。対話マンセー