新・時の軌跡~yassuiのブログ~

旅の話、飯の話、リビドーの話。

ガンダーム

いつしか友人とビックカメラのDVDフロアをうろうろしていた時



友人「ガンダムってとりあえず一度見たいんだけど、たくさんあるし、どれから見たらわからないし、なかなか見る機会がないよね」





廃人「ふむふむ。まあ溢れすぎててとっかかりにくいかもね」

と言葉を交わした。





その友人から先日

ガンダムSEED面白いね!」



とメールが来たときは、また一人「わかる」奴が増えてしまったか・・・と一人ごちたりしていたのだが、

まあともかく、



「どれを見たらいいかわからない」



僕も中学くらいまではそんな感じだったので、ガンダムに興味を持ってツタヤを訪れたものの、大量のDVDを前に圧倒されて見る気をなくす人が少しでも減ればと、今回はサクっとシリーズ全体の紹介や見方なんかについて個人的な見解を書いてみようと思う。

基本的に時系列で。

相当長くなる可能性があるので、作品ごとのセクションで気になるものだけ眺めてみてください。一番最後のオススメの見方から読むのも、ありだと思います

むしろそのほうがいいのかもしれないです。





では!





機動戦士ガンダム

俗に言うファーストガンダム。世間的に「ガンダム」といえばズバリこれといってほぼ間違いないと思われる。

遠い未来、地球人があふれた人口に悩み宇宙に移民政策を行う。

地球の人々は宇宙移民に対し圧政を敷くようになるが、やがてそれに反抗する組織としてジオン公国が設立され、地球を代表する地球連邦との戦争がはじまっている世界。

簡単なあらすじは、登場時しょーもないオタク少年である主人公アムロが、命を賭けて戦う大人たちとのふれあいを通じて人間的に成長していく話。戦争を勧善懲悪的なものでなく、人間VS人間の生々しい奪い合いとして描いた点が特徴的、というのが一般的な評価。



個人的には、ガンダムシリーズ初期は「理解し合えない宇宙移民と地球人」の狭間で苦悩するシャア・アズナブルの物語であり、本来の主人公は彼だと思う。

テーマはずばり、富野監督が投げかける「相互理解の難しさと、その新しい形の模索」である。



ガンダムを見始めたい、と思った人は劇場版機動戦士ガンダム機動戦士ガンダム劇場版哀・戦士機動戦士ガンダム劇場版、めぐりあい宇宙の3本を見れば、TVシリーズを四十話以上見るよりもはるかにサクっと見ることができると思う。

編集も悪くないので、名セリフもほとんど全部入っているし、そんなに違和感無くストーリーの概観を感じ取ることができるのでは。

「親父にだってぶたれたことないのに!」とか「坊やだからさ」とか、世間一般のガンダムネタもほぼ網羅されています。















機動戦士Zガンダム

機動戦士ガンダムの続編。終戦後数年経過した世界を描く。

連邦VSジオンという明確な形での戦争が展開されていた前作と比べ、今回は勝利による肥大化の末腐敗し、一層宇宙移民への圧政を強める連邦と、それに反抗する宇宙移民の組織エゥーゴとの闘争が描かれる。

それぞれの組織で「正義」とか「理想」といった概念が転がされ、掲げられ、泥沼の戦いの中で多くの命が散っていく。

最終的にはジオン軍残党も入り乱れた三つ巴の戦いが、人が夢見たはずの場所である宇宙で展開されていく。

いろいろな人間のエゴにまみれた、とにかく濃密な作品である。



ファーストで強大な敵だったシャアがエゥ―ゴ、いわば視聴者側の組織で戦うのが革命的。特にアムロとの共闘は前作を見たなら必見。



主人公はカミーユ・ビダン。「若さ」の塊のような正義感に満ちた少年で、大人たちの様々な思惑に翻弄されながら戦い抜いていく。



この作品も3部作に映画化されているので、機動戦士Zガンダム劇場版「星を継ぐ者」、劇場版機動戦士Zガンダム「恋人たち」、劇場版機動戦士Zガンダム星の鼓動は愛」で前作同様サクっと見ることが可能。

しかし編集がいまいちなので、ファーストを見たならTV版のDVDで見ることを強くお勧めしたい。大河ドラマやクラシックを手がける三枝成彰の音楽が世界観にマッチしている。

百式サイコガンダムといった、ファーストとはまた違った雰囲気のモビルスーツ群が好きならなおおすすめ。

個人的には一番好きなシリーズである。















機動戦士ガンダムZZ

Zガンダムの続編。時間的には直結している。

従来のどこか神経質な少年たちとは違った、爽快でたくましい戦災孤児ジュドー・アーシタが主人公。

前作の重厚な雰囲気から打って変って、軽いロボットアニメのノリで導入部分がはじまるため、正直前半は見るに堪えない。

中盤から終盤にかけては、クローン人間の自己存在の叫びや、血筋に縛られた人々が散っていく様が展開され、新しい時代の人間として理解の形を模索していくジュドーの姿が好印象。

人の革新を叫びつつ結局は利権や過去の血筋にすがる旧ジオン軍残党を相手にあらたな人類の可能性を問い、ぶつけていく。



この作品は映画化されていないのでTV版しかないけれど、初見で通してみていくなら正直とばしてもいいのでは、と思う。シャア出ないしね。まあ良作ではあるけれど。















機動戦士ガンダム 逆襲のシャア

初期ガンダムシリーズの完結編ともいえる作品。

ファーストではジオン公国という組織を隠れ蓑に変わりゆく世界を伺い私怨の復讐を果たし、Zでは腐敗した世界を変えようとエゥ―ゴに身を置き、3つの組織のカリスマ的指導者の一人として「人類の正しい形」という理想をぶつけながら戦い、散っていったシャア。

そんな彼がとうとうトップに立ち、シリーズにわたる「地球人と宇宙移民」の関係を粛清にかかる。

一方で、時代とともに移り変わる巨大組織地球連邦に身を置いて、末端のパイロットという歯車となって泥にまみれて一線で戦い続けてきたアムロ



年輪を経て男にますます磨きがかかった二人の男の宿命の対決を描く。



正直初見だった厨房時代は「かつての英雄が二人そろって女にもたれかかったり、弱音を吐いたりして、なんか煮え切らないな」とか思ったりしていた。

しかし大学生になって何度か見返したときに、酸いも甘いも噛みわけたセリフや登場人物たちがまとった陰影が非常に魅力的に見えてきて、僕の中でかなり評価上位に入ってきている作品である。



のちに新世紀エヴァンゲリオンを生み出す庵野秀明や、マクロスシリーズを手がけ続ける美樹本晴彦、音楽にZガンダムと同様三枝成彰も参加しており、クオリティは十分に高い。

まさに集大成といった作品であり、「大人のガンダム」といえると思う。

















機動戦士ガンダムF91

逆襲のシャアで完結したそれまでのシリーズに登場した人物はまったく登場せず、新たな時代と人物による新シリーズの立ち上げを目指して製作された作品。

劇場公開であり映画一本分である。

時代は継続しているがアムロやシャアの時代とはかなり隔絶している。

それまでは破綻しっぱなしだった主人公と親の親子関係に一応のクッションがおかれ、ヒロインとのねじ曲がった親子関係が対になって描かれる。

総じて可もなく不可もなく。といったテイストの作品。子供たちが死へのリアルを失っている、と危惧していた当時の冨野監督により一部残酷な殺戮表現が加えられている。



中川翔子もカバーしたテーマソング「ETERNAL WIND〜ほほえみは光る風の中〜」は作品とマッチしておりなかなかの名曲である。















機動戦士Vガンダム

F91のさらに後の時代を描く。

歴代最年少の12歳の少年ウッソ・エヴィンが主人公。

当初は、子供向けの爽快なロボット活劇をテーマとしていた変形合体型のVガンダムが活躍するアニメにするつもりだったようだが、結局は宗教を背景とした民族主義などのテーマが盛り込まれるようになり、子供からの支持はあまり得られなかったようである。僕も当時小学生だったがVガンダムは理解できずもっぱらSDガンダムに凝っていた。

千住明が音楽を担当していたりして、のちのゲームなどで流れたりするとちょっとかっこよかったりする。

ちなみに僕はYouTubeで半分くらい飛ばし飛ばしで見た程度。

実際のところはバンダイの商業主義に制作サイドが翻弄されながら制作された作品のようであり、突拍子もない演出が増えるなど、冨野監督が「ガンダム」作りにもはや辟易していた感がしばしば劇中から感じられなくもない。

この作品で冨野監督は一度ガンダムの一線から退く。















機動武闘伝Gガンダム

平成の世、ガンダムは富野監督の手を離れ一人歩きを始め商業主義に一層飲み込まれていく。

当時流行っていたストリートファイタードラゴンボールの支持層を取り込むため「ガンダムで格闘ものを」というバンダイからのオファーを受けて誕生した作品。

Vガンダムまでの宇宙世紀という時代からは一切関係無い物語として描かれ、世界が戦争の代わりにガンダム同士の戦いで覇権を競うという破天荒な内容となっている。



一見ネタ作品に見えるがキャラクターデザインに「逆境ナイン」などで知られる島本和彦、音楽にサクラ大戦シリーズやワンピースなどでの楽曲を手がける田中公平を起用するなど

「とにかく熱い」

というコンセプトにこだわりがみられ、また違った楽しみ方のできる完成度の高いシリーズとなっていると思う。主人公はドモン・カッシュ。ネオ・ジャパンを代表するガンダムファイターで、声優の関智一の熱演が光る。主人公の師匠である東方不敗はなかなか鮮烈。



















新機動戦記ガンダムW

熱い爽快アクションと化した前作は低年齢層にヒットしたが、ガンダムWは、今日に至る、美少年キャラによる女性ファン獲得路線を決定づけた作品。平成3部作で最もヒット。

アメリカで最初に放映されたガンダムであり、アメリカ人にとっての「ガンダム」とはW以降を指すものが多いとか。

世界観は宇宙世紀シリーズと似ており、地球からの圧政に苦しむ宇宙移民が、武力支配を続ける政権、その裏に潜む軍事秘密結社に挑むという、かつての宇宙世紀シリーズを汲むと同時に平成ガンダムシリーズの流れをほぼ作り上げている。



ヒイロ・ユイという少年をはじめとしたガンダムパイロット5人が、それぞれの背負った運命と葛藤し、戦いの中で答えを見つけていくという、「世界観よりもややキャラクターや、個人の主義重視」の傾向が見られる。思想家の思想や言葉が多数引用され、登場人物がそれぞれの生きる哲学を掘り下げていく様子をドラマチックに演出。トレーズ閣下やミリアルドの気高い生き様、主人公ヒイロのかっこよさにシビれる!



音楽も大谷幸によるギンギンのロック調のものとなっており、とにかく「Cool!!」といった雰囲気の作品となっている。















機動新世紀ガンダムX

平成ガンダム3部作の3作目。視聴率の低迷もあり、打ち切りの憂き目にあった作品である。よって知名度も低く評価もあまり芳しくない。

当時は新世紀エヴァンゲリオンがSFアニメを席巻していたこともあったようだが、ガンダムを振り返って描くガンダム、という手法が特徴的で「もっと評価されるべき」という声もある。

ちなみに見ていないのでなんとも言えないんですね、これが。ゲームで登場するときも不運な感じで、嫌いとは言えないけど、見ないかなー、というポジションの作品なのです。





















∀ガンダム

俗にいうヒゲガンダム

Vガンダム以来ガンダムから遠ざかっていた冨野監督がガンダム20周年を記念して制作した作品。

「∀」という記号は、数学や論理学に用いられる全称記号であり、「全ての〜」を意味する。これを用いることで、「全てに対して」「全てを含む・包括する」という意味を作品に与えている(ウィキより)そうである。



舞台はVガンダムまでの宇宙世紀の遥か後の世界。絶え間なく続いた戦争は地球環境を極限まで破壊しつくしていた。

人類はモビルスーツなどの兵器を封印し、月と地球に分かれて住むことで地球の荒廃を避け、ローテクノロジーの世界で生き残り、地球環境の回復を長い年月の間、待ち続けた。

そんな機械や最先端の技術とは縁の遠い、中世のような穏やかな生活をしていた地球の人々の前に、月の「女王」ディアナが宇宙からやってくる。環境が回復した地球に帰還する交渉のためである。

宇宙で生き残るためにハイテクノロジーを維持した月の民が、環境が回復した地球に帰還しようとする中で起こる、月の民と地球の民の政治紛争を描く。

主人公はロラン・セアック。月の民ながら、早期に地球調査隊として地球に馴染み、愛着を感じているが、分かり合えない月の民と地球の民とのすれ違いに巻き込まれていく。



他の冨野作品にみられる重い雰囲気は見られず、のどかなタッチで描かれる地球の美しさが印象的。また音楽は「マクロスF」「カウボーイビバップ」などを手がけた管野よう子によるのどかで幻想的なものとなっている。

二人のヒロインの発想に「とりかへばや物語」、月に対する解釈に「竹取物語」の影響がみられる。



冨野監督がそれまでのガンダム作品を「人類の黒歴史」として扱い、新たな人間ドラマとして客観的にガンダム、というより人間を描いたのが印象的。

劇場版として『地球光』『月光蝶』の2本が出ているため、急ぎ足で見るならこれで概要は楽しめる。キャラ人気を基調としたアニメではなく、作品のテーマを重点的に描きたかったという姿勢が感じられ、ガンダムに溺れた後にでも一度見ておく価値はあると強く思う。



















機動戦士ガンダムSEED

「まったく新しいガンダムシリーズのスタンダード」といっても差し支えのないヒットを見せた作品。

また違った未来世界での出来事となっており、地球で暮らす従来の人々「ナチュラル」と、過酷な宇宙空間で生き残るために遺伝子操作を繰り返し肉体、頭脳を強化した人々「コーディネーター」の間の戦争を描く。

宇宙を生活の場とするコーディネーターはその卓越した技術力により宇宙開発をおし進めているが、一方で遺伝子改良に対し偏見を持つナチュラルに純血主義が高まり、次第に差別が進むようになる。両社の緊張は高まり、やがて戦争に至る。



主人公のキラ・ヤマトはナチュラルとして育てられたコーディネーター。

ある日、コーディネーターの奇襲による混乱で、偶然にもモビルスーツに乗り込み、「ナチュラルの中でのエースパイロット」として戦うことになるが、幼少時代の友人だったコーディネーターのエースパイロットアスラン・ザラとの度重なる邂逅もあり、自分の存在意義について苦悩することとなる。





ファーストで用いられた主人公の少年の成長過程を、自然な形でリファインした上、スタイリッシュな機体、キャラデザインに、一般アーティストを用いたテーマソングやスマートに動く映像などを組み合わせた現代の魅力的な作品として仕上げている。

また政治展開なども比較的容易であり、ガンダムに若年層を上手く取り込むことに成功した。

賛否両論のある作品だが、割と良作だと思う。

ただ初期シリーズと比べると肉薄感やリアルさ、成熟味がやや欠けていると感じる。



















機動戦士ガンダムSEED Destiny

SEEDの続編。数年後の世界を描く。

前作の戦争で戦災孤児となり、無力な人間であることの悲しみから逃れるために軍隊に入ったコーディネーター、シン・アスカが主人公。

前作から一貫してアスラン・ザラが出演しており、SEEDシリーズにおけるシャア的な位置づけにしたかったものと思われる。

前作の大ヒットを受けて製作されたが、前作以上の歴代作品パクリ(ザク等の登場、巨大モビルスーツ光の翼やゴッドフィンガー付きのガンダムetc)に加えて途中から主人公が実質的に変わるなどの点で酷評されている作品。

でもなんやかや結局種シリーズも好きなので見てしまいましたがね。

どちらかというとロボットや世界観よりもキャラクターを魅力的に売ろうとしているように見える点が残念。

適度な重さと爽快さを兼ね備えた音楽に合わせてモビルスーツがビュンビュン飛び回る作品として素直に見るのが吉。























機動戦士ガンダム00

西暦の遥か未来が舞台。石油資源の枯渇を宇宙太陽光発電システムの実用化によって解決した世界。しかし莫大な開発、維持費用がかかる当該システムの恩恵を受けることができるのはアメリカを中心としたユニオン、ヨーロッパを中心としたAEU、中国やロシアを中心とした人類革新連盟の3つの大国群だけであり、強大な力を保持したそれらの間では冷戦状態が続いていた。

また、大国群に加盟できなかった地域は貧困にあえぎ、宗教紛争や武力紛争が絶えなかった。

ある時、テロリストによる宇宙ステーションの攻撃や、AEUの軍事演習が、圧倒的な性能を持つガンダムと呼ばれる機体によって介入、阻止された。

ガンダムを保持する組織はソレスタルビーイング。戦争・内乱など世界中のあらゆる武力紛争に同じ武力をもって介入し、戦争根絶を目指す集団である。それは「平和のための武力行使」という矛盾を抱える行為であった。





現在も放映中の最新TVシリーズ。1期放映後に半年休止して2期を放映するというスタイルをとっている。「世界の変革、再生」をテーマに置き、それに対する主人公の葛藤、同時に求められる自身の変革をクローズアップしている。

SEEDの「キャラ、ポピュラーさで売る」という路線をやや継承してはいるが、脚本家や監督によりそれなりの重厚感、リアルさや全うな論理のある世界観作りができている。

あと2ヶ月でどう転ぶのかが見もの。

















OVAシリーズ・・・TV放映はされていない作品。名作、知名度の高いものとして「機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争」「機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY」「機動戦士ガンダム 第08MS小隊」がある。いずれもファーストガンダムの舞台一年戦争がらみのストーリーだが、いずれも結構名作。

























オススメの見方を探る!!!

:「ガンダム」って何??アムロとシャアくらいなら知ってるんだけど・・・という方

とりあえず機動戦士ガンダム劇場版3部作→機動戦士Zガンダム機動戦士ガンダム 逆襲のシャア→と見るのが吉。ここまで見て富野イズムにシビれたら劇場版∀ガンダムの「地球光」「月光蝶」を見ましょう。

そこまでいっちまったら後は手当たり次第見るようになるので。きっと。





見始めというか入りは、初期シリーズの泥臭さを好むか、SEED一連のスタイリッシュさを好むかをその人のキャラで見極めてオススメするのが本当はいいんですけどね。







:なんかガンダム面白そうだよね?TMREVOLUTIONとか、他の主題歌とかでもチャートインしてるし、なんか人気あるみたいだよね?という方

機動戦士ガンダムSEED→機動戦士SEED Destiny→機動戦士ガンダム00新機動戦記ガンダムWもしくは機動戦士ガンダム・・・↑の順に

とかどうでしょう。スタイリッシュさと爽快感に加え、ストーリー従来のガンダム的な厚みを加えたSEEDのキャッチーさはやはり目を見張るものがあるし「引き込む」にはもってこいだと思う。

途中で初期シリーズに手を出したりしてがっかりしてしまう人も残念ながら散見されるが、まあ何がすきでもいいと思う。











大きく分けてこの2通りでしょうか。

基本的に「ガンダム基礎知識」を全く無しに見て純粋に入って楽しめるのは、機動戦士ガンダム、新機動戦記ガンダムW機動戦士ガンダムSEED機動戦士ガンダム00の4作品だと思う(猛者はGガンダムから見なさい)



ちなみに僕が見た順は

機動戦士ガンダム機動戦士Zガンダム機動戦士ガンダム 逆襲のシャア機動戦士ガンダムSEED→SEED Destiny→機動戦士ガンダムZZ機動戦士ガンダム0083機動戦士ガンダム 第08MS小隊∀ガンダム機動武闘伝Gガンダム機動戦士ガンダム 第08MS小隊新機動戦記ガンダムW→機動戦士?ガンダム機動戦士ガンダム00(1期)→機動戦士ガンダムF91機動戦士ガンダム00(セカンドシーズン)

です。むちゃくちゃですね。





まあクソ長いこと書いてきましたが、あくまで僕の自己満レビューなのでもしここまで読んで下さった方がいたら、一興にDVD借りて見るのもいかがでしょう。

少なくとも初期シリーズ(ファースト、Z、逆襲のシャア)は、きっと人生の肥やしにはなると思う。