新・時の軌跡~yassuiのブログ~

旅の話、飯の話、リビドーの話。



以前友人たちと話していて、異性に送るプレゼントの話題になった。



アクセサリやおいしいお菓子、趣味的なものなど様々なものが挙がったが、花はなかなか挙がってこなかった。



男「プレゼントに花ってどうなんだろうね?すぐ散っちゃうし結構高いよね。思い出に残るのかなあ」



女「え〜、でも花っていいと思うよ。確かにすぐに散っちゃうけど、そういうものにお金をかけてしっかり選んでくれたっていう気持ちがうれしいかも。ダイレクトに心に届くから思い出にも残るしね」



廃人「ほほう・・・そんなもんか・・・女心は複雑じゃのう(ジュルリ」







女人の心持ち、推し量るに難しといったところである。





そういえばかつて野球サークルの友人で、彼女の誕生日に100本の薔薇を贈った男がいた。その男は別のメンバーを運転手代わりに使って彼女に薔薇を届けるという荒業に出たわけなのだが、想像してみればいまどきそうそう無い、ロマンスに満ちたいい話である。



言うまでもないが、贈り物というのは贈り物自体が嬉しいものである以上に、その物を贈ってくれた人間の気持ちが嬉しいものである。

よって、そのものの価値以上に、それを選ぶに至った贈り手の気持ちに感謝を感じるという女友達の意見は的を得ていると言えよう。



3日も持たない花の命を軽く見てはいけないようである。