梅の慎ましい美しさ。
先週のことになるが、太宰府に参ってきた。
天神から電車で30分弱、日曜日の午後にぶらりと行くにはちょうどいい感じである。
当日は小雨が降っていたので人は少ないかなと思っていたけれど、それでも中々の盛況。
やっぱり梅の季節だからかな。
おみくじをひいてみた。独り身の欄に注目。
お茶屋さんでは名物梅ヶ枝餅をよく売っている。
普通のお餅の中にあんこが入っていて、緑茶が飲みたくなるお菓子。
敷地内には1000を超える数の梅の木があるとか。
苔生した梅の木が満開の花を咲かせて、花びらがしずくに濡れていてなかなか綺麗だった。
東風吹かば にほひおこせよ 梅の花 主なしとて 春な忘れそ
という詩にあるとおり、菅原道真が京を思って眺めていた梅なのかな〜
と思ってしんみりとした小旅行だった。