新・時の軌跡~yassuiのブログ~

旅の話、飯の話、リビドーの話。

九州のもろもろ。門司港&下関編

先週の九州旅行のラストは、九州最北?の門司港と下関、いまだ行けていなかった阿蘇でしめた。

まず門司港。天気がイマイチで出かけようか迷ったが、博多から約一時間半。本州の下関を面前にするレトロな港町、門司港へ。


駅舎もレトロ。街中にはトロッコ列車が走っていたり近くには鉄道博物館もあったり、鉄道好きには垂涎な街なようです。

まずはいきなりだが港まで出て船で下関へ渡る。
5分の船旅だが急流で有名な関門海峡、揺れる揺れる。

下関に着くと目の前に魚市場が。土産物を買おうとのぞいてみると、なんと寿司のタイムセールが!
ちょうど訪れたのが13時半くらいだったのだが、15時には完全に市を閉めるらしく、通常一巻200円の寿司が7巻500円の破格。
市場の入り口にすぐに食べられるスペースもあり、予想外のごちそうにありつく。
回転すしでは味わえない新鮮なプリプリのネタだった。

寿司を食べた後、関門橋のほうへ歩いていくとなにやら大きな神社が。

のぞいてみると、壇ノ浦の戦いで滅びた平氏並びに安徳天皇を祀る赤間神宮という神社だった。
http://www.tiki.ne.jp/~akama-jingu/
平家一族(知盛他。七盛塚とも呼ぶ)の墓があるほか、耳なし芳一の舞台となった場所で、芳一堂というお堂もある。
一の谷が近くにあった神戸市の須磨区で育った僕にとっては源平の戦い近辺の日本史というものはなじみ深いテーマであり、平家の最盛を象徴する厳島神社に敗走を重ねた一の谷、また終焉の地下関を訪れることができたことは非常に感慨深く、赤間神宮とは予想外の出会いであったが、じっと手を合わせて海峡に沈んだ平家一門へ思いを馳せた。近くには八槽飛びを見せたといわれる源義経平知盛が碇をかついで入水した際の銅像がある。


その後、関門海峡をくぐり、歩いて下関から福岡まで渡れる人道へ。
高速道路の真下を通っていて、無料で通れる。
なぜかランニングしている地元の人がたくさん。
長さは780メートル。

橋も天気がよければもう少し綺麗に取れたと思うんだけどな〜


その後は街中にあるNTT西日本、電気通信博物館に。1924年竣工で、歴史的建造物らしいです。某研究所の見学を思い出した。


なかなかによき旅でした。