新・時の軌跡~yassuiのブログ~

旅の話、飯の話、リビドーの話。

日比谷、有楽町彷徨

日曜日の昼間、日比谷、有楽町界隈を散歩してみた。
まずは五反田の蕎麦屋「おかめ」での腹ごしらえからスタート。
http://tabelog.com/tokyo/A1316/A131603/13010403/

いきなり勢いあまって食べかけである。大崎広小路駅の前にあるこの店。蕎麦屋にして名物は「かき玉丼」なのだが当日はかき揚げ丼をチョイス。注文してから人のよさそうな親父さんが揚げてくれるアツアツのかきあげをタレの味が引き締めて非常に美味だった。ボリュームもかなりのものなのでミニ丼とそばのほうがちょうどいいかもしれない。
また行きたくなる店だ。

腹ごしらえがすんだら一気に新橋まで移動。もう少しで終わってしまう紅葉をカメラに収めに日本初の「洋風近代式公園」日比谷公園へ。
官公庁やオフィスビルに囲まれた日比谷公園。1903年開園で、園内の日比谷公会堂や各種レストランなどは大正の若干レトロな雰囲気を漂わせている。
http://www.kensetsu.metro.tokyo.jp/kouen/kouenannai/park/hibiya.html

園内の紅葉は盛りを少し過ぎているようにも見えたが、心字池は鮮やかな色を水面に映していた。

本格的な冬も近い。直にこの鶴の翼がつららを宿すことになるのだろう。
公園内には歴史ある洋食店「松本楼」をはじめ複数の喫茶、レストランが点在する。いずれも余裕ある時間をすごせそうな佇まいだ。
http://tabelog.com/tokyo/A1301/A130102/13002152/

小音楽堂で少しオーケストラの演奏に耳を傾け公園を出ようとするとクリスマス色に染まった日比谷花壇。昭和25年(1950年)、都知事安井誠一郎の要請により帝国ホテル内の植木屋芳梅園が日比谷公園に出店し、日比谷花壇となったとか。会社のイベントで花を送る際にお世話になっている。

ちなみに日比谷公園の周辺には日本におけるDOCOMOMO(近代建築)150選に入るNTT日比谷ビル


銀行のビルとしては世界でも有数高さを誇るみずほ銀行本店

東京電力本店、日比谷ダイビルフコク生命ビル、日比谷公会堂などが点在している。

日比谷花壇を覗いてた足で向かい側の帝国ホテルへ。就職面接での息のつまる思いや会社の主催イベントなど、重い気分になる思い出の多い場所だが、基本的には高貴な雰囲気を楽しめる歴史あるホテルだ(しかし部屋は古いw)

玄関はこちらもクリスマスムード一色。幸せそうな家族連れやカップルの中一人ツリーを激写。

ひとしきり地下のプロムナードなどを散歩して有楽町方面へ。
帝国ホテル向かい側の日生劇場地下にあるツギハギhttp://tabelog.com/tokyo/A1301/A130102/13019666/
はお値段が張るがかなりオサレな内装で食事もおいしい。ランチは特にオススメする。

宝塚劇場のわきを抜け、日比谷シャンテの前のスターバックスの裏にはゴジラ像がひそかにたたずんでいた。

日比谷シャンテ」こと東宝日比谷ビルができたのが僕の生まれた1987年。日比谷は東宝の本拠地で、東京宝塚劇場や多くの映画館、そして東宝本社もこのあたりに集中しており、スタバの裏の広場は「合歓の広場」と名づけられ、東宝スターの手形が貼られており、ゴジラ像がある。
「このゴジラが最後の一匹だとは思えない」という映画内のセリフが台座に刻まれており、反核の思いがこめられている映画であることを再度認識させられる。

そのまま淡々と銀座へ抜け、ミキモトのクリスマスツリーを眺めたり、和光で○十万する時計を冷やかしたり。

日産のショールームにはボルト選手のサイン入りのGTRが。http://www.nissan-global.com/JP/NEWS/2012/_STORY/120926-01-j.html

最速の男が最速の車に乗る、というコンセプトらしいです。

そんな感じの散歩、ウインドウショッピング込みで約2時間半。
東京のド真ん中にも意外といろいろあるもんです。

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