新・時の軌跡~yassuiのブログ~

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ドラえもんで考える、Facebook「いいね!」「シェア」「コメント」の違いとエッジランクについて

今夜はクリスマスイブですね。どうも僕です。
今年一気にユーザが増えたFacebook。
その人気の理由としては、

「いちいちコメントしなくても押すだけでいい「いいね」ボタンの存在」
「実名登録制と友達検索システムによるレコメンドから手軽にネットワークを形成できるシステム」
「企業や店舗が情報やクーポンを積極的に発信しはじめ、マスメディア等からも注目されたソーシャルメディア」

という点など(ほとんどが最初の2つが理由だと思うが)が挙げられると思う。

今回はその「いいね!」と「コメント」、「シェア」の違いと情報の伝わり方について整理してみる。

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1いいね!
その名前のとおり、友達の写真やつぶやきに対して好意的な共感をしたとき、もしくは見ましたよという意思表示(悪名高き「どうでもいいね!」)のこと。

2コメント
友達の写真やつぶやきに何かしらの感想等具体的なコメントをすること。

3シェア
友達の写真やつぶやきを自分の友達に情報共有として拡散すること。

また、上記の3つの意思表示は時に友人、もしくは知らない人にまで伝播する可能性がある。
その伝播基準となっているのがエッジランクと呼ばれるものだ。
http://www.hivelocity.co.jp/blog/6118
http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%A8%A5%C3%A5%B8%A5%E9%A5%F3%A5%AF
エッジランクは「親密度」「コミュニケーションの重み」「かかわった時間」の3つを基準に
決められる。難しい定義なのでドラえもんを例に考えてみよう。

1.「親密度」のび太とスネ夫とジャイアンが全員友達だとする。
まず、ジャイアンがスネ夫がアップした新品自転車の写真に「いいね!」したとしよう。
するとのび太のFacebookのタイムライン上には「スネ夫さんが写真をアップロードしました」もしくは「ジャイアンさんがスネ夫さんの写真について「いいね!」と言っています」という2通りの表示がされる可能性がある。
しかしのび太が普段スネ夫やジャイアンのページにアクセスしたり、いいね!を押したりコメントしておらず、気になるしずかちゃんのページばかり見ていた場合は、しずかちゃんの過去の投稿のほうがスネ夫関連の最新の投稿より上に表示されたり、場合によっては表示されなかったりする。

2.「コミュニケーションの重み」
のび太がジャイ子とも友達であるとする。ジャイ子はのび太のことが好きなので、常々のび太のページに訪れたり、のび太の挙げる写真や共有したホームページのリンクに毎回「いいね!」したりコメントを書いたり反応しのび太とコミュニケーションしている。一方でしずかちゃんがのび太に反応するのは時々でいいね!だけだとする。
このような状況の場合ジャイ子を「のび太とよりコミュニケーションをしている人間」と判断し、よりジャイ子の投稿やジャイ子が「いいね!」しているジャイアンのオカンの写真がのび太のタイムライン上位に表示されたりという事象が発生する可能性がある。
なお、反応の重みの順は
動画>写真>リンク>コメント>つぶやきへのいいね!
で序列がつけられるようだ。

3.「かかわった時間」
ドラえもんがFacebookをやっていたけれど半年近くアカウントを休眠させていたとする。しかしどんな風の吹き回しかドラえもんがまたFacebookをやりたくなり、突然ミーちゃんの写真をアップ!しかしのび太のタイムラインにそれが表示されることはなかった。。。
これが「かかわった時間」によりつけられる表示順位である。また、仮にドラえもんがぼちぼちFacebookを続けていたが、のび太とほとんどコミュニケーションをとらなかった場合も、ミーちゃんの写真は表示されない。「最後にかかわった時」から時間が空きすぎたからだ。

Facebookではこのような要素が絡み合って情報が入ってくるが、全体的にいえることは
「その人がより大切な人、情報が見やすいSNSにしよう」という基本概念で設計されていることに変わりはない。
普通にしていてももちろん使えるが、こういうことを念頭において利用するのも楽しいかもしれない。
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