クリスマスイブなのでサンタコスして愛を配ってきた
クリスマスイブ。それは恋人たちが仲睦まじく愛をささやきあう夜。
かのエーリッヒ・フロムは著書「愛するということ」で「愛することは与えることだ」と言った。
毎年この時期になると自暴自棄になる傾向のある僕にある友人はFacebookでこう僕に伝えた。
「リア充爆発しろ」みたいな後ろ向きな話ではなく、どうぞ、前向きな話をしてください。
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今年で僕も齢25を迎えた。人生50年といわれた敦盛の世界でいえば人生を折り返しているエイジだ。
だから。だからこそ。「クリスマス中止のお知らせだああああ!」と毎年怨嗟の声をひねり出すクリスマスから卒業し、愛を与える存在になることを決めたんだ。
ムーン・プリズム・パワー・メイク・アップ!
「サンタコスでイルミネーションを蹂躙せよ」
【ルール】
1.日没の17時〜22時の間に東京の主要イルミネーション&デートスポット(表参道⇒恵比寿ガーデンプレイス⇒東京ミッドタウン⇒六本木ヒルズ⇒東京タワー⇒カレッタ汐留⇒東京ミチテラス)をサンタコスで全てめぐる!
2.写真撮影になるべく多く応じる!(こちらからの押し売りは厳禁。)
3.100本のうまい棒をできるだけ多く配る!
お母さん「サンタさん・・・子供たちにプレゼントをくれませんか・・・?」
「なんだ、この胸の奥が温まる感じ・・・」
感想1「子供から喜ばれるのは素直にうれしい」
JC「サンタと撮れるとか運よくない?LINEのタイムラインにアップしよ〜っと」
オッサンタ「LINEのタイムライン使ってるんだ〜。Twitterとかやってないの?」
JC「LINEだけかな〜」
うまい棒消化率100/85
「こいつぁ絶好調DAZE!」
好意的な周囲の反応に調子に乗り切って意気揚々と恵比寿に移動。
女子小学生「ダッサ。」
恵比寿ガーデンプレイスに到着。
「す、すみません。写真一緒に撮ってもらえませんか?僕たち二人と三人の二枚」
「え・・・何アレ。あ、クリスマスだしね^^」
うまい棒消化率100/80
やさぐれつつ六本木へ
カップル女「あ・・・サンタさん。かわいそう・・・」
カップル男「写真一緒に撮ろうか?あ、別にいい感じ?そうか〜」
感想2「子供の心を忘れないで欲しい」」
多少やけになって東京タワーに向かおうとしたら日比谷線と大江戸線の切符を間違える。
うまい棒消化率100/74
「ファミチキか・・・」
オッサンタ「ファミチキオナシャス!」
店員「メ・・・メリークリスマス・・・」
引かれた。
・・・
「ノッポン!お前ならわかってくれるよな!この気持ち〜」
うまい棒消化率100/60
疲れた・・・
「来たぜ!東京ミチテラス!ここで配りきってやる!」
こういうことだったそうです
あの東京駅のプロジェクションマッピング再び!東京ミチテラスが12月21~28日に開催→中止へ
http://matome.naver.jp/odai/2135572886103414901
しかたないのでうさ晴らしにHUBに入店。「仮装のお客さま10パーセントオフです!」
感想3「うまい棒も渡しきれず、時間もオーバーしたけど、人に喜びややさしさを与えるという行為の輝きは年老いても色あせないんだ。」
最終結果@東京八重洲北口HUB
11:45 うまい棒消化率100/46
人に何かを与える喜び、忘れていた気がするよ。いつの間にか俺が俺がになりがちな資本主義社会だしね。
日本のクリスマスは勝手に商業主義みたいになってるけれど、一人一人がその現実に冷静になって欲しいと思う。絶対的な楽しみ方の解なんてないんだ。ただ、人と人の繋がりを大切にできればいいクリスマスにできるんだよ。だから「クリスマス中止のお知らせ」なんてもうやめようぜ。