花柄レギンスパンツの倒し方
30度超えも珍しくなくなってきた。
どうも僕です。
どうやら「花柄レギンスパンツ」というやつらしい。
かれこれ4年前から、「胸か尻かといったら尻派」と支持派閥を明言してきた僕にとって(※1)このアイテムとのファーストコンタクトはまさに黒船襲来、青天の霹靂であった。
美しい下半身スタイルをダイレクトに網膜に焼き付けるのみならず、そのヒップラインに熱情的な色を添える、どう考えてもメンズの脳髄にアイスピックをつきたてるような過激かつサイコーなパンツではなかろうか。
レギンスパンツの汎用性について、枕草子の一節をイメージしながら吟じてみよう。
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夏はレギンスパンツ。足の長い美人が履いているときは言うまでもない。闇夜であっても、レギンスパンツを履いた美女が多く夜の街を闊歩しているさまはホタルが飛ぶ川原のようで美しい。また、ほんの一人、二人などが、しゃなりしゃなりと歩いているのも趣がある。そんな夜には、雨など降っても風情がある。
決してスタイル抜群では無い子にもレギンスパンツ。終電が近づいて人の海になっている夜12時過ぎの渋谷スクランブル交差点、合コン帰りの女の子が家へ帰ろうと、三人四人、二人三人でふっきらとしたお尻を振りながらと歩み急ぐのさえ、しみじみとした情緒がある。まして同じレギンスパンツを履いた女の子などが連なると、一人一人のスタイルがまさに十人十色に見えると人間の多様性が感じられ、実に愛おしい。
後半はレギンスパンツなんかまったく関係ないただのおっさんのつぶやきになってしまった。なにはともあれ、レギンスパンツは魅力的だ。ただ社会人として、レギンスパンツをまじまじと見てしまえばそれだけで
「おまわりさん、この人です」
となる可能性すらある世の中だ。まして僕のようなやつれた顔が暑い太陽のいたずらで声などかけてしまったものなら↓のようなケースにもなりかねない。
http://www.pref.nagano.lg.jp/police/seian/seianki/anshin/jian_ichiran.htm
そうなればもう「春は曙」などとのたまいながら呑気にパズドラできなくなるのである。
そのためには花柄レギンスパンツ、いや、それをやましき眼で見る自分の邪心に打ち勝たねばならないのだ。レギンスパンツを見たとき、それを何に脳内変換すれば煩悩を断ち切れるか?考えてみた。
1.豹柄ならどうだろう
花柄は植物だ。では植物に対抗するには動物で攻めてみてはどうか。
動物系の柄のパンツに脳内変換をすればやましい心を振り払えるのではないか。
大阪の虎ガラのオバチャンと227分デートしてみた!
http://news.livedoor.com/article/detail/7722925/
オバチャーンのオフィシャルサイト - 大阪のニューヒロイン オバチャーン
http://www.obachaaan.com/
↑のようなトピックも僕の背中を押し、僕は祈るような気持ちで「豹柄 レギンス」と画像検索をかけた・・・
むしろ花柄よりも俄然男性自身にアプローチする風情の結果が出てきてしまった。
完敗だ。
2.あれは「パッチ」だ
「僕は柄に惑わされているのではないか?」
心頭滅却しつつGoogle画像検索の「花柄 レギンスパンツ」の華々しい検索結果と向き合っているうちに気づいた。
「花なんか、花なんか最初からなかったんや!!今こそ心を清め、純粋だった小学2年生を思い出さな!!!」
そうやってたどり着いたのが下記イメージである。
「パッチ」
ただその色を失っただけで、世のお父さんが冬に履く「股割れパッチ」になることに気づいてしまった。まるこちゃんの友蔵じいさんなら腹巻あたりで華麗にコーディネートできそうだが、これを女性に履かれては、たとえそれが北川景子だとしても残念ながらリビドーのリの次も湧いてこなさそうだ。
結論:花柄レギンスパンツを見て眼を奪われそうになったら「パッチ」に脳内変換せよ
これでどうやら僕の社会的尊厳も守られそうだ。しかし欲望を抑圧する反動として、そのうちパッチを見て興奮する脳内物質が分泌される体にならないかという心配もぬぐえない。
未然防止策として、花柄レギンスパンツを履いている女子がいる場所へいかない(巣鴨あたりがよいだろうか)、そもそも休日に一歩も家から出ないで一人で過ごす、という策を施してみよううと思います。
(※1:
胸か尻かといったら
http://d.hatena.ne.jp/yassui0149/20100531/1275236622
タイツの矛盾螺旋
http://d.hatena.ne.jp/yassui0149/20091031/1256920112)