栄光会の思い出〜栄光会の評判や口コミを調べようとしている崖っぷち受験生へ〜
どうも僕です。
このブログの検索ワードに最近「栄光会 ブログ」というものがよく入ってくる。
10年以上前に通っていた現役生のみ対象、英語と数学専門の塾の名前なのだが・・・まだあったw
この塾は高校二年生から一年間限定の
「このままではマーチも早慶も手に届かない崖っぷちの中高一貫校生の駆け込み寺」
的なポジションにある塾。
高校生活ずっと野球に明け暮れる一方で学力面において背水の陣にあった僕が覚悟の末に入ったところだった。
理念もなかなかに過激で・・・
安易に大学の名のみに頼った無責任な家庭教師、および個人の学力の現状を無視した予備校の授業の現状に憤慨し、入試のテクニックの真髄を示すために、大学受験塾”栄光会”を設立いたしました。
当塾は、東大、一橋大、東工大、国公立大医学部などの難関国立大学及び、早稲田大、慶応大、上智大を始めとする一流私立大学を目指している高2の諸君を対象とし、我々が学んできた高校、予備校のカリキュ ラムならびに学習方針を分析研究し、我々の出身校独自の教科書、我々が使用した数十冊にのぼる参考書から、吟味し精選された良問の徹底的な解説と定期的な復習試験からなる授業を20人前後の少人数クラスにおいて行います。また、頻繁な個人面接を組み込む事で、一人一人の現在の学力水準に応じた個人指導を徹底させます。
高校2年のこの時期より、我々の指導に従い本格的受験勉強を開始すれば、今現在どのような学力水準にあろうとも、来たる大学入試には必ず上記の一流大学に合格することを請負います。
努力は大切ですが、間違った方向への努力は何の効果も生みません。受験科目全般のアドバイザー、 受験生活のプロデューサーとして、考えられる限り最も効果的な1年を我々は約束します。
と、こんな感じ。
2014年次在校生の蓋を開けてみてもこんな感じで、JG以外は「もう一つ」感の私立が多い感じ。
ただ実際この塾は野村再生工場的な感じのところもあり、結果的にここのおかげで上智大学にヘッドスライディングできたと思うので、今入塾をためらうあなたへ、率直な思い出を記しておこうと思う。
(あくまでも10年前の話)
よかったところ
・先生が現役大学生・院生で1年間つきっきりで見てくれる
これは結構大事なポイントだと思う。最近の受験を突破して目標に近い大学に通っている大学生が講師というのは強みだ。
1つ不安に思われるのは
「学生に責任ある授業できんの?」というところだと思うが、栄光会のプログラムは教材、宿題ともにハードなため生半可な大学生ではつとまらない。
そのため講師も遊びたいざかりのキャンパスライフをそれなりに犠牲にして集中して授業に臨んでいる。
当然努力の見えない学生に甘い言葉はかけないためなかなかタフな授業になるが、次第に講師と生徒との間に馴れ合いではない謎の熱い友情が生まれ始め、本番に臨むころにはそれが自信に変わっているだろう。
大人数型の予備校では味わえない感じだ。
・徹底的に「自分で」やる環境で体質を変えられる
比較的自主自律をモットーにする学校に長くいればいるほど、勉強癖のない学生は堕落しがちだ。かくいう僕もそうで「中学受験のころはあんなにやったけど・・・」と思いながら5年間ほぼ勉強しなかったタチである。
前評判はあったが、前述にあるとおりここの先生は厳しい。が最後は生徒に任せるスタンスだ。
「やるかやらないかは自由、ただできなかったら時間のない君たちはキビしいよ」
というスタンスで投げかけられるので次第に追い込まれてくる。
すると不思議なもので自ら復習したり、効率的な記憶方法を考えたりしはじめる。
こうなるとしめたものでそれが日本史や古文にも適応できたり、なにより自分で集中してやりきる体力がつくので
「自習室があれば合格できる」体質になるはず。言い過ぎか。
・女の子がかわいい
これはよこしま&副次的効果だったが、在籍表にもある通り女子の在籍が比較的多く、男子高生としてはテンション上がった。
ただ教室の空気は厳しかったのであまり妄想には浸れなかったけどな。
いまいちなところ
・駅から遠い
高円寺から遠い。まあ途中の商店街とか結構愉しめたので個人的にはそこまで苦じゃなかったけどね
・校舎がボロアパートみたい
この前ふと見た時もかわってなかったが、本当にアパートの一室が教室的な感じで「いよいよインペルダウンにきちまった」みたいな気分になる。
まあ授業が一通り終わるころにはそれもいい思い出になるけどね
あとぶっちゃけ少なかったけど途中脱落した人もいた気がする。
でも、特に英語に悩みのある人には、壁を越えた向こうにきっと明るい未来が待ってると思うよ。
がんばれ受験生。
社畜より愛を込めて。