ホーチミン旅行感想〜ベンタイン市場とシークレットガーデン〜
一ヶ月以上ぶりの更新。
どうも僕です。
先月から仕事の内容が少し変わって、初めてのことが多い日々だが、元気にやっとります。そういえば、先週はベトナムのホーチミンへ夏休みを利用して旅してきた。
(とにかくバイク、老若男女バイクである)
社会主義の色の残るベトナムだが、近年は発展を遂げているだろうな〜。
さらに首都ハノイ、商業都市ホーチミンのホーチミンへ行ったということもあり、結構街も刺激は少ないかな〜。
と思ったがその予想を裏切るワイルドな街だった。
〜ウィンザープラザホテルからベンタイン市場〜
深夜着の便だったためホテルまでバスで移送されたら即就寝。
ホテルは↑。航空券とホテルで55000円くらいのツアーだったがまさかの高級ホテル。。
屋上はルーフトップのレストラン、バーになっている。
インドの監獄のようなゲストハウス、シンガポールのインド人街のビジホ、台湾のラブホを改装したホテルと比べれば夢のような宿である。
尚、中心街から離れているがバスが1時間に1本出ているので不便はなかった。
翌朝、バスに乗ってベンタイン市場へ。
(バイクの多さの割に基本信号は無い)
ベンタイン市場は、ホーチミンの観光名所的なボッタクリ活気のある市場。
さっそくだが歌舞伎町ばりの「oni-san oni-san」が聞ける。
ベトナムに来て困るのが金の計算だ。ざっくりだが200ドン=1円。このコーヒー豆なんかは63000ドンして「エッ!」となるが実際は150円である。ものにもよるけど日本の4分の1くらいが相場かもね。
1枚ポロシャツ6000円とかふっかけてきたのでどこまで値切れるか試してみる。
結局2枚1200円で買った。絶対パチモンのラルフ・ローレンだしこれでもぼられてるんだろうけど、こういうコミュニケーションが旅の醍醐味でもある。
いい加減売り込みがうざくなってきたので、 市場を出て街に慣れることにする。
統一会堂、聖母マリア協会、中央郵便局へ
ちらちらと道行く人を眺めながら中心街へ。市場から15分もあれば観光地の固まっているエリアへ出られる。
統一会堂。ベトナム戦争終焉後。ここに戦車が突入し、無血開城でベトナムは開放されたそうな。
聖母マリア協会。キリスト教徒は少なくはなく、中は静かに歌が響く。
世界中どこに行ってもカテドラルはあるが、西洋人はアジアの教会を見てどんな気持ちなのかね。
個人的には圧倒的に豪華なイタリアの教会と、陰鬱な感じのフィリピンの教会が好き。ここは質素で清潔な教会、という趣。
中央郵便局。
完全にカオスな路傍と比べ旧統治時代の施設だけ秩序を感じる、アジアあるあるである。
俺の番、マダー?
洒落た土産物なんかも売ってるが、雑貨系はベンタイン市場の2倍以上する。売り込みに耐えられれば市場推奨だ(ベンタインでも一般的な市場より高いらしいが。。。)
ちなみにこのおっさんはずっと郵便局の前でパン売ってるらしい。
道路にバイク停めすぎ、、、
ひとしきり歩き腹が減ったので春巻き専門店「ラップ&ロール」へ
入り口に警備がいるレストランは、たいてい路傍の屋台よりは高いが清潔。ここも多分に漏れないが比較的大衆的な部類に入る食堂だ。
春巻き一皿150円くらいかな。安い。
野菜がしっかりはいってるので結構腹にたまる。
とどめのチャーハン(コムチャー)。もとのご飯がパリパリだがしっかり火が通っていておこげみたいな香ばしい味だ。タレをつけて食うとめちゃうま。
このセットも300円くらいだ。実にイナフである。
食い終わるとスコールが降ってきた。しばらく待つが止む気配もなく、タクることに。
初乗り50円くらい。白のvinasanタクシーか、緑のマイリンタクシー以外はぼったくり率が高いので注意・・・してマイリンに乗ったのだが、こやつ、英語ができぬ。
どうどうと指定したデパートと逆方向に走ってぐるぐる回ってるので人力で誘導。
しかし「ストレート!」というとカチッとウインカーをつけて右へ、
「ライトライト!」とジェスチャーしてもしれっとまっすぐ行く始末。
英語が通じる分インドのオートリクシャのおっさんのほうがマシか。いや、それはないな。
そうこうしている内に雨も上がり、中心街を歩く。ホーチミンおじさんの像。
地下鉄建設中。そう、ベトナムには地下鉄が無いのである。ハノイのも建設中とか。
まさかのインド以下。
サイゴン川。スコールの後だからか、治水が悪いからか、木とかが流されてきてる。そして猛烈に臭い。
川辺のベンチにゆっくり座る気分にはなれないのであった。
日も暮れてくると、帰宅ラッシュ。
ベトナムの会社は8時から17時までが多いとか。定時で上がる人々のバイクで殺人的に混む。
積極的に歩道も走ってくるのでかなりクレイジー。富士急よりもこっちのほうがスリルあってなかなか楽しめるよ、HAHAHA
〜晩飯はシークレットガーデン〜
同行者の友人と会うためにレストラン「シークレットガーデン」へ
雑居ビルを登っていく。
途中のテナントは完全にアパートである。
屋上まで登るといい雰囲気。
333ビールは200円くらかな?あっさりしてるけど、意外とアルコール5.6%ある。
軟骨唐揚げ
らっきょうサラダ
小魚の唐揚げ
撮り忘れたがここでもコムチャーがガーリックが効いててくっそうまかった。
タレをつけるのも同じである。
同行者の友人のベトナムの人は、マーケティングマネジャーが仕事の人で、Webマーケティングに力を入れている人だった。
ほとんど英語が正確に聞き取れなかったが
・SEOを意識したWebライティングやニュースリリースなど、全てはプラットフォームになるGoogleと、端末になるスマホを意識して仕事しなくちゃいけない。
・グローバルのチェーン店舗を任されているが、フランチャイズ化が進めば進むほどコンセプトと品質は同じに保つ必要があると強く感じる。
・前職は金融だったが、成長性には疑問を感じていた。ビジネスの限界を打ち破るのは、今までになかった仕事を創造できるようなクリエイティブな会社だし、それに近しい仕事をするほうがエキサイティングだ。
的なことを言っていた。
言葉は違えど、似たようなことをみんなやって、考えているんだなーと改めて感じた夜だった。
ちなみにビール飲みまくり、満腹で1200円。大満足である。
フォーだけじゃなかったわ、ベトナム。