ホーチミン旅行感想〜チョロンとサイゴンスカイデッキ、Nha Hang Ngon(ニャーハンゴン)〜
2日目はダウンタウン的なところに行こう!というところでホーチミン都心から離れ華僑が多く住む街、チョロンへ。
相変わらずバイクだらけ。信号があるところはまだいいが、基本無い。そんな通りを渡る時の掟は「流れが切れそうなところで一定の速度で歩く」。
流れが切れることはめったにないので、えいやで渡る。急に途中で急いだり止まったりするとバイク側がテンパるので、淡々と渡ればいい具合に避けてくれる。決してビビらないように。という按配である。
都心から離れるほど車の数が減り、端的な言い方ではあるが、肌の色の黒い人が増える。別に僕はレイシストでもなんでもないが、これは体感としての感想である。
チョロンは中華人街ではあるが、横浜や神戸のそれとは違い、あるのは主に問屋街である。
小規模なBtoBである。
ポリタンクだけの店、エアコンだけの店、ラジオだけの店、結婚式の花だけの店、仏壇だけの店など、専門店街が色濃く残る。
その中でも大規模な市場がビンタイ市場である。
都心に近いベンタイン市場と違い圧倒的ローカル感。代わりに呼び込みもいない。
エスカレータはあるが止まっている。
この市場をオススメする人は
・ローカルの人々が働く日常を見たい人
・多少のごみごみや匂いは我慢できる人
である。
べらぼうに広い市場には本当にところせましとものが並んでいる。
買い物をする人もいるがここも多くの店は卸商売なので、大量買いする必要があるのではないか。
通路はこんな趣。
ここで飯を食うのは自重しておいた。
このダウンタウンと、ショッピングセンター付きのタワマンが建つコントラストもなかなかの感じである。
ここから再びタクシーに乗って都心へ。今回はしっかり最短ルートで運んでくれた。
昼飯はフォー24。ラップ&ロールのように、清潔な大衆レストランという感じ。
フォー24 (ドンコイ通り店) [ホーチミン]のグルメ・レストラン 徹底ガイド・クチコミ・評判 - フォートラベル
レモングラスやドクダミなど、日本では出てこない香草がいっぱい。
これに
こうする。これで250円。旨すぎて、二杯食った。
食後はベトナムコーヒーである。
フォーよりちょっと高いくらいだが、これが異常にうまい。お湯でゆっくり濾して飲む。エスプレッソレベルの苦味なのだが、その裏にショコラのような香りが潜んでいて、高級チョコを食べているような気分だ。
リラックスして外に出ると隣のホテルで火事があって消防車が大噴水。
都心部にはなぜかジョリビーや
モーパラが。そぞろ歩いている間に日が暮れ始め、夜景をみようとサイゴンスカイデッキを目指す。東京タワーとかスカイツリー的な場所である。
入場料1000円と、ベトナムではダントツで高いのだが・・・今までまわった市街を俯瞰できなかなか満足できた。
これが
こんな感じ。
中も空いてていい按配です。
夜の市場方面も綺麗。
夜のグエンフエ通り(ホーチミン像前)。なかなか賑やか。
夜食はNha Hang Ngon(ニャーハンゴン)
目の前で調理されている料理を見ながら選び、注文できるオープンテラスの人気レストランである。
なかなか高そうな雰囲気だが心配ないプライスであるのがうれしい。
こんな感じで選べる。
ベトナム風お好み焼き(バインセオ)と生春巻き。
ビールを4杯飲んで
やっぱりうまいチキン付きチャーハンを食っても1300円くらい。サイコー。
最後はホテルのルーフトップバーでカクテルを飲み、〆。
ベトナム、ホーチミンの総合的な感想としては
・とにかく物価が安く、飯がうまい。
・バイクが多いので通行はコツをつかむ必要あり
・今まで行った都市の発展度としてはシンガポール>台北>イタリア>セブ>ベトナム>インド しかしそれでも清潔で徒歩で十分回れる。治安もいい。
十二分にリフレッシュできる旅行であった!!!!