卒業してしまいました

う〜ん最近更新が滞っております。学校が無くて、定期も切れたもんだから外に出る気力がなくなって、同じようなことばっかりやってたからね。

だけど昨日は卒業式で、久々に友達に会えたわけだ。

学校の卒業式の前に、後輩が野球部卒業式なるものをやってくれた。

僕たちへの寄せ書きや名前入りの記念品ストラップを送ってくれた。昨日は卒業記念品を学校からもやたらと貰ったが、寄せ書きが一番嬉しかったな。

卒業式ではクラス代表と野球部の表彰で2回前に出る機会があったんだけど、クラス代表の時には笑いをとってくれとクラスの友達に言われた。

檀上の上でみんなの笑いをとるというのはなかなか難しいものだ。どこまでが許容範囲でどれが自分のキャラに見合う行動なのかを見定めるのは困難きわまりない。

そんなこと気にしないで堂々と自分のやりたいことをやればいいんだが、僕は大勢の前に出るとなぜか堅物のアクションしか起こせない。これは僕の弱点なのかもな。

そこにくると、いつも通りの笑えて真面目なスピーチを、卒業式の答辞でやってのける生徒会長S君は本当に素晴らしいなあと改めて思う。

そんなわけで僕は特に風変わりなアクションも見せず無難に檀上で振る舞ってしまったわけです。

最後に教室に集まって担任からの話を聞いた。今の担任の先生は、どういう巡り会わせか、中高通じて4年も世話になったので、みんなに聞くといろいろな評があるものの、僕個人としては非常に感謝している。

「〇〇〇く生きて下さい」

と聞かれひらがなの〇に何が入るか聞かれた。

答は「気高く生きて下さい」

まあこのご時世、どんな主義主張に乗るかは各個人の自由だけど、それを選んだ自分に自信をもって下さい。自分をしっかり持っている人はどこにいってもやっていけるので、信念を大事にして下さい。ということだそうだ。

かくして僕の高校卒業式は終わった。

クラスのみんなはある友達の家に泊まりがけでパーティーをしに行ったようだが、僕は今日後輩の公式戦を見に行くため欠席して父上と帰ることにした。

ラーメンを食べようというので大久保のラーメン屋に入って、座ってラーメンを待っていたんだけど、その時にスピッツの「空も飛べるはず」がラジオで流れてきた。

その時にね、なんか、なんかこう不覚にもぐっと来ちゃったんだよね。

君と出会った奇跡が

この胸に溢れてる

ってね。やっぱりいいねえスピッツ。

人間力や経験もそうだけど、この学校生活で得た最高のものはやっぱり友達なんだなあと、しみじみ思ったね。

父いわく中高の友達は一生ものらしいから。

大学に行っても、海城の友達の縁はほんとに大事にしていこ。

海城学園、6年間ありがとう。

みんな、ありがとう。これからもよろしく。