新・時の軌跡~yassuiのブログ~

旅の話、飯の話、リビドーの話。

すごく・・・メリークリスマスです・・・

クリスマス。
この言葉に下半身をかき立てられるようになり早10年。

当然部活の筋トレに終わった中高生時代も、インフルエンザにかかったりDQNに財布をパクられたり、粛々と大学新聞のクリスマスミサの取材に赴いたり、幽鬼のように秋葉原をさまよい歩いた大学時代も、そして名古屋の地で寂しさに耐えかねてデリヘルをよんだら爆弾岩がやってきてしかも○○○で終わった社会人一年目ももはや過去のこと。

今年の僕は・・・一味違うぜ!!

と信じ合コンにやや励んだ今秋。
結果は僕の金魚の脳みそクラスの低コミュ力のため惨憺たる結果となった。たかしに紹介してもらった女の子に至ってはメール二通目から返信が来なくなるという、限りなくギネスに近いのではないかと推察される記録を堂々樹立。

そして2011年12月24日、僕は千葉県のフクダ電子アリーナに立っていた。先週、NTTドコモVS弊社の応援には若手社員のほとんどが駆けつけ大盛況であった。

↑こんな感じ。真ん中で「どやっ」というポーズをしているのが拙者でござる。

しかし今日、入社1〜2年目の若手社員は2人。部署の後輩に至っては「センパイ、ジョカノと鎌倉でしっぽり楽しんできます!」という塩梅。
家族連れと幹部ばかりの応援席の中、いつもはやらないセンターポジションに立たされ応援するもチームは惜敗。
応援団には同席してくれた同期も「ディズニーランド行く!」と一言残し去っていった。

このとき僕の中に、あの鬱屈した青春のエネルギーが再燃した。
「こうなったらな、誰よりもぼっちの中でクリスマスイブをエンジョイしてやろうじゃないか!」

手始めに僕は四谷の美容院で髪を切ることにした。
何事も準備が寛容である。外見は行動を変える。行動は性格を変えるという信念のもと(しかしこの理論は僕の中では25年間実証されていない)もさもさした髪を前髪が上げられるくらい短くした。

カットが終わった僕がまず目にしたのはクリスマスを限りなくその本旨に沿って祝う母校上智大学のこの姿だった。

アーメン。

そしてこの光を見た僕が単純に思いついたのが「東京のイルミネーション撮りまくればよくね?」

その瞬間僕は中央線に飛び乗り、一路東京駅を目指し、まずは丸の内から汐留までを横断的に制覇することとした。

丸の内「光都 東京」

有楽町駅前。ニッポン放送チャリティミュージックソンがやってた

日本テレビの大クリスマスツリー。ゴスペルライブをやってた

カレッタ汐留。一番強烈なイルミネーションだった。
この間、1時間半。途中のイベントに多少気を取られたにしてもなかなかの好タイムだ。
この間2回の「シャッターお願いします♪」攻撃をカップルにくらいながらも僕は勝手に満足だった。(もう僕だって紳士なので、アンデッドのような怨嗟の声を上げて拒否するようなことはせず、ちゃんとカップルには「メリークリスマス!」とリップサービスしておいた。体型だけはサンタクロースだからね!!)

新橋から六本木へ移動

六本木ヒルズ

毛利庭園

交差点付近からハート仕様の東京タワーを臨む

六本木は最大の難所であった。まず人混みがハンパじゃない。前半の人口密度をはるかに超えてた。天下一品入ってもカップルだらけだった。HUB入ってもいつもは外人が多いのに日本人のリアばかりだった。げに恐ろしきは六本木よ・・・。

ここで体力を使い果たしつつも恵比寿へ移動。ガーデンプレイスへ行こうとするも派手に道を間違え広尾まで戻ってしまう。
寒風吹きすさぶ中落胆しバスで渋谷へ。そして体力を振り絞り表参道へ。


表参道ヒルズ(ここで最終的に5回の「シャッターお願いします^^攻撃をくらった」)

しかしこのあたりで僕のなかでは一抹の疑問が首をもたげていた。
「イルミネーションは満足だ。リア充と同等、もしくはそれ以上に楽しんでやった。しかし奴らは一晩中楽しむんだ。こちらもそれ相応の対応をせねばなるまい」

そして僕の足は渋谷のクラブへ向かった。
そもそも僕自体クラブに初めてきたのが今月である。
近頃よくつるむ同期DK(上智のDK大先生ではない)の導きによるものである。
このDKという男、同期との飲み会では女の子にリップサービスのごとく「ヤらせて♪」とのたまい、また女の子がいない飲み会ではとんでもない場所(とんでもなさすぎてここにかけないくらい)でヤった話を聞いてもいないのに垂れ流し、シラフの時には「女の子のお尻をたくさんならべて先っぽだけすこしずry」と熱い夢を語る豪傑である。
女を着実にモノにする、そんな彼の経験人数はアンカウンタブルのようである。

そんな彼と下ネタ部分のみ意気投合(実践の偏差値に大東亜帝国VS旧帝位の格差があるのだが)した僕はある飲み会の時にクラブに連れてきてもらったわけだ。まあ彼との話はまた増えれば書いていこう。
行ったのはこのクラブ
http://www.facebook.com/clubcamelot.jp
完全にアゲアゲである。
大学時代、僕はこういう場所を食わず嫌いしていたのだが、いざ来てみるとなかなかに面白い。男も女も「飲みたい遊びたい騒ぎたいヤりたい」という欲望の玉手箱を豪快にOPENしお祭り騒ぎ。
かつて江戸時代のムラの「祭り」はこのような姿ではなかっただろうか?と空想せずにはいられない(ちなみに男も女の単独行動できず群れて物色しあうところもなんだかそんな感じである)

無数のサンタコスのギャルが踊り狂うのを、ホールのはじでZIMAを3本ほど開けながら眺め、最終的には僕も「ラブストーリーは突然に」「戦場のメリークリスマス」が流れたあたりからホールでホッピングしていた。
そのほかにも別のフロアをはしごしているうちに始発の時間がやってきたためいそいそと帰宅したものの、なんだかハイで眠れないため今こうして久しぶりに日記を書いてみた。

このクリスマスイブはこの10年以内では一番頑張った、自信をもっていえるイブでした。来年こそは僕もリア充になりたい!

あと、サンタコス最高。

おやすみ。じゃぱーん