車、フレット、夏の雨
太陽は今日も惜しみなくその笑顔を振りまき、地上に生けるものを照らした。夏の大地にはひびが走り、干からびて死んだ蛙の笑顔を見たら、不用意に終焉を迎えたマスターベーションの後のような気分になった。自転車で通り過ぎた湯立った夏の午後は、麦わら帽子の子供やキャミソールのお姉さん、そして去年の7月までの僕にはぴったりだったが、今の僕には少々まぶしすぎた。
僕はいつまでも過ぎた思い出にいまだに手をのばそうとするみたいだ。月の裏側のように荒廃した部屋の片隅で、子供に飽きられたぬいぐるみのような目をして横たわりながら。
スプートニクの恋人を再読し始めて、春樹作品の表現の豊かさを再び体感したけど、凡人の自分には全く再現できないとわかったやすいです。今日は初実車を2限やりました。ハンドル切りすぎ、切らなすぎの連発で教官の顔をグレーに染めてしまったぜい。学科は全部終わったがまだまだ技能が伴わん!!
帰ったらギターをこっそりいじって熱闘甲子園を見た。涙腺フル動員の季節です。
明日から雨予報ですな。