新・時の軌跡~yassuiのブログ~

旅の話、飯の話、リビドーの話。

御乳



最近、胸の大きくあいた服を着た女の子が多い。夏だね。夏なんだね。

そんな僕の懸案事項

「おっぱいはどこから始まるのか」

多元的に探りたい。

一、物理的に

胸といっても、普通の女性なら鎖骨の下はある程度まではなだらかである。だがある一線を超えると平野(plain)は谷間(valley)になり、ひとたび谷間に直下型地震が起きれば、その縦揺れは男達を魅了してやまない。

ようするに、どこから「おっぱい」は始まっているのか。その最終防衛ラインを明らかにするということは、世の男たちの欲望の始源を洗い出す行為とイコールなのではなかろうか?この研究課題の重要性が再確認される形となった。現在、ひたすら実証を繰り返している段階である。



二、語源的に

そもそも、なぜ「おっぱい」なのか。

おっぱい:(幼児語)乳。また、乳房。

広辞苑はこのような無味乾燥な言葉で人類のエナジーソースを表現しているが、その語源を僕は知りたくてしかたがない。

自分勝手極まりなく推察するに「お」は「御」であろう。女性の神秘的な美に畏敬の念を表したが故の敬称だな、うん。

問題は「ぱい」である。乳房、ようするに古来から伝わる垂乳根ならば略称「乳」として現代まで一般に広く使われてもよいはずである。

「御乳」うん、視覚的にも音響的にもやむごとなき感触。「俺は御乳が好きでたまらぬ」と言っても決していやらしく聞こえない。むしれそれは崇拝対象への純粋なる憧憬である。

ところがどうだろう。

「おっ乳」

いきなり俗っぽい雰囲気が単語の回りに漂ってきてはいないか!?なんなんだ「っ」の魔力は!?

そして「ぱい」。あの双丘のどのあたりがぱいなのか。ぷる、とか、ぷりのほうが相応しい擬態語のような気がしてならない。なぜ「ぱい」なのか。それはまだ調査中である。

だがしかしここでも自分勝手極まりなく推察をさせていただくとすれば「おっぷる」や「おっぷり」はなんだかリアルすぎるということだ。

ここに至るともう(;´Д`)ハァハァという息使いが聞こえてくるような気すらしてくる。

よってよりordinaryに乳房を表現するためには

乳房→おっぷる

ではなく

乳房→おっぷる→おっぱい

のように3段階の擬態語の昇華による婉曲が必要だったのではなかろうか。

推察により解明できたのは以上だが、おっぷるからおっぱいへの進化はまだ証明できず、いささか不明瞭な仮説ではある。

だがしかし、老若男女が気兼ねなく口にできる言葉として、おっぱいは我々の思いもよらない進化を続けてきた、これだけは揺るぎない真実といえるだろう。

よって僕は、そんなおっぱいの研究に対して襟をただして臨むことを決心して、この支離滅裂な日記をしめようと思う。

敬礼!!