俺は人間をやめないぞッ〜 ^ω^)
昨日朝、金沢から東京に深夜バスでとんぼ返りしてから、山中湖にゼミ合宿に行ってきました。
夕方、部屋で携帯を見ながら小さくガッツポーズをする友人が。
「よっしゃ、卒業確定」
そう、前期の成績が発表されたのである。
それはつまり、民法の成績も出ているということであり、僕の留年か否という点も決まるということを意味する。
僕は心の震えを隠しつつ、友人に携帯を借りた。
「ちょっとさ、俺の成績も見ていいかな」
仮に民法を落としていれば、僕の内定取り消しと留年のデスコンボが華麗に入る。
瞼の裏に映りそうな、想定される最悪のケースの残像を打ち消しながら、僕は学生番号とパスワードを入力した。
山だからかレスポンスが遅いのが憎らしい。
・・・((((;゜д゜)))
・・・((((;゜д゜)))
・・・(゜Д゜)
・・・(´・ω・)
・・・(・∀・ )
民法総則、
C。
この瞬間、僕は半身をよじりながら奇態地味たガッツポーズを繰り出しつつ叫んだ。
「ウリィィィィ!!」
その様子を見て、同室で大貧民に勤しんでいた女の子は驚いたようだった。
喜々として、民法を取れたことを伝えると、あらそうですかなにをいまさら、クソムシといった風情で言葉は流されてしまった。しかしそんなことは全く目に入らないほどに、僕の心は歓喜にうち震えていたのであった。
合宿自体も至ってピースフルに終わり、夏休みの折り返しが一気に始まった。徐々に弱くなる日差しにどこか寂しさを感じつつ、一日一日を大切に積み重ねていきたいと思う。