新・時の軌跡~yassuiのブログ~

旅の話、飯の話、リビドーの話。

我、齢二十八にならむとす

 どうも僕です。28になりました。

 左腕は折れてるし、今朝も味噌汁作ろうとしたらおもいつきで素材ぶちこみすぎて味噌キムチ鍋が出来上がってたし、忸怩たる思いで新しい年齢を迎え入れることに。

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 さて、小さいころの28といえば一端のおっさん、世の28を見渡せばもっと仕事もバリバリできている。自分を翻ってみれば見た目こそ加齢されているとはいえ、週末は神宮で

「働けー!はたらけやまあ〜〜!」

プロ野球 - 東京ヤクルトスワローズ - 畠山 和洋 - スポーツナビ

と同じ体型の選手を叱咤する等、中身はまだまだ幼稚な自覚がある。

 

 至らない要素は様々あるのだが、自分自身と自分の周りの環境へのマネジメント意識の不足が種々の問題の根源であることはなんとなくわかっている。今朝たまたまこんな記事を見た。

TABLOG:あなたは、マクドナルドより、美味しいハンバーガーを作れますか? - livedoor Blog(ブログ)

当たり前のことですが、見落とされがちなこととして、企業としてのマクドナルドは、ハンバーガーの「味」で勝負しているのではありません。

マクドナルドをマクドナルドたらしめているのは、ハンバーガーの原料を仕入れて、作って、売るシステムのマネージメントの質と精度です。オペレーションに関するノウハウや、フランチャイズ店のネットワーク力がマクドナルドをマクドナルドたらしめているのです。

つまりは味そのものより、一定の品質を幅広くリーチさせることでそこそこの幸福を幅広く配り、多数の機会を得てマネーを稼げる会社ということに価値があるということなのだが(この記事は2009年だけど、今のマクドナルドはこの品質でOMGしてしまったので火吹いてますな🔥)、共感したのはこの一節。

限られた資源を効果的に束ねて、他者にとって価値あるものを提供する、という意味での「マネージメント」さえ、きっちり出来ていれば、商売の中身は問わず、自ずから、マネー(消費者からの売上&投資家からの出資や融資)が、マネージメントの元に集まってくるという意味です。

個人だろうが、組織だろうが、国家だろうが、本来的な意味での「マネージメント」の欠落は、かならず悲劇を招きます。

セルフマネージメントの不在が、派遣村な人々かもしれませんし、国家としてのマネージメントの不在は、「「コレラは旧宗主国、英国による大量虐殺」」というような事態を招きます。

時間も金といった資源が限られてる中では、プライベートも仕事もその資源を効率的に使う工夫をしなくちゃならんし、それを自分一人でこじんまりしてるだけじゃなくて組織単位でできるように働きかけていかにゃならんということで。

 

反省として「管理された作業を自分の範疇でこなせればいい」と改善意識を持たずに動きまわっていたところはある。

また僕の周りに優秀で優しい人たちが多くて、頼りすぎるあまり自分の脳のシワを減らしてしまっていたということもあるかもしれない。

100回素振りしろと言われたら100回何も工夫せずにバット振るだけ、しかも効率化できていない自分のプレーに一杯一杯でチームを改善する思考に至らないという僕の「受け身ゆとりプレイヤー」スタイルでは社会人として成長は望めないようだ。

 

まずはうっかりして左腕折ったり、味噌汁を計画していたもの思いつきで味噌キムチ鍋を作り、冷蔵庫を空っぽにするといった失態を潰すため、自分自身も自分の仕事も、もっと管理意識、工夫する意識を持てるよう、精進してまいりたいと、思うのでした。