新・時の軌跡~yassuiのブログ~

旅の話、飯の話、リビドーの話。

ジャンボ屋久杉

今日はいよいよこの修学旅行のメインである縄文杉登山。…4時半起き。でも不思議なものでこの修学旅行、何時に起きたり寝たりしても全く眠くならない。

雨が降る中、元トロッコ線路、断崖絶壁を進んでいく。緑で覆われた山道が果てしなく続く…約5時間の長い道のりを越えてやっとこ縄文杉と出会う。

確かに太かった。でかかった。威風堂々としていた。

しかしその前に果てしなく続く神秘的な光景がすでに心に染み込んでいたため、縄文杉だけがすごい!という感覚はなかった。。屋久島の何がすごいのか、どこに世界遺産に認定されうる価値があるのか?

その理由はただ杉がすごいというだけではないからだと思う。どの流れから汲んでも飲める澄んだ水、麓は半袖で過ごせるが登山すると真冬の服装にならなくては凍えてしまう、特殊な気候、そして複雑な生き方をする杉にとどまらない数々の植物。

このような森全体が非常に貴重であり、かけがえのないものなのだとおもった。ただ、世界遺産に認定され、人が足を踏み入れただけで屋久島の自然は少しづつ損なわれているようだ。

それを象徴するのが、サルやシカが里に下りて、作物を荒らす現象。なんでも人間の食べ物を食べると凶暴になるとか。世界で1番恐ろしい生き物は人間なのかもね。他にも荒廃が進む地域があり、深刻な問題となっているらしい。

数千年の命のサイクルを人間が断ち切ることのないようにしたいものですな。





てか修学旅行後にかいてゴメンさい。旅行中は体力の限界だったので(笑)