新・時の軌跡~yassuiのブログ~

旅の話、飯の話、リビドーの話。

金八

金八先生スペシャルを見た。新聞に「鶴本直」って書いてあったから思わず見てしまった。

ひとつ前のシリーズで、性同一性障害に悩んだ女の子が鶴本直(上戸彩)で、彼女に男性ホルモンの投与が始まる。彼女(彼というべきか?)を励ますため元3Bのみんなが再会するというのがあって嬉しかった。金八で、恐い顔をした鶴本直役からテレビに出始めた上戸彩が今ではスマイルスマイル。紅白には出るわ損保ジャパンダやるわでかなりイメージ変わったよな…そんな彼女が再び鶴本直を演じるってどんな気持ちなんだろう。

金八にはOBがちょこちょこ出てくるのが楽しい。ハセケンやらなんやら、ジャニーズ多いね。妹に聞くとNewsっていうグループから上戸シリーズに2人ばかり出てるとか。今やってるシリーズにもyeahyeahyeah(ヤアヤアヤア?よくわからないがジャニーズのちびっ子版みたいな感じらしい)っていうグループから3、4人出てるとか。なんだかんだいって、3Bって美形揃いのクラスなんだよね。

僕は兼末けんじろうシリーズ(?)から金八を見始めた。けんじろう君もジャニーズなんだよね。一重だけど(笑)

毎回タイムリーな社会現象をとってもリアルにドラマ化してくれるから勉強にもなるし、何より熱い金八先生と、自分の置かれた環境と闘う子供の演技に涙を禁じ得ないシーンが毎シリーズある。音楽も哀しみと母性の暖かさを両方表現したような独特な感じでじんわり感動する。

2クール分じっくり放送するから見応えも親近感もわきやすいし。今回のシリーズはかなりガキっぽいクラスでどうもいまいちだなと思いながらみてきたけど、そこはやっぱり金八。今回、覚せい剤によって廃人化した父、父の介護に疲れ子を虐待するようになった母を持つ丸山シュウ(漢字忘れ〜)の家庭に金八先生がメスを入れるところから、覚せい剤を取り返しにきた暴力団の暴行シーン、母が覚せい剤所持を自首するシーンまで目がくぎづけだった。BGMのジュピター(平原綾香)も感動的だった。

おまけに終盤シュウの一言がきっかけで友人が飛び降り自殺を図ってしまうわで大変。次回が見逃せないぞ〜

ドラマの出来事と突き放せないドラマ。それが金八(笑)