新・時の軌跡~yassuiのブログ~

旅の話、飯の話、リビドーの話。

廃人のたび(まさと編)



っていうか、温泉いかね?

的なノリで先週決まった日帰り温泉旅行、ばっちり行ってきた。

今回のターゲットは伊豆近辺ということで熱海、網代、湯河原。

新宿から小田急のりっぱなし&チョットJRで1300円あれば熱海まで行けるんですな。道中プレイボーイの甲子園の記事を読んでいたまさとが「早実の斎藤って、お前の坊主の頃に似てない?」と言ってきて、斎藤君とは似ても似つかない自らの野球の実力、身長、顔を思い、彼の発言はなかば斎藤君への侮辱の言葉につながっているような気がしたが、それでも弱冠うれしかったことは秘密だww



熱海に着き、計画性の無い廃人達はまず朝のサンビーチをさ迷い歩き、久しぶりの夏の海の匂いを嗅いだ。水着のお姉さんはいなかった。でもなんだか遠いところにきた感は満喫した。

そしてわけもわからず熱海城のある山を登り始める。昭和時代にできた城なのにww途中で名勝、錦ヶ浦を見て、頂上にたどり着くと秘宝館なるものが。いわゆる18禁博物館です。エロパワー全開な匂いがしたが入場料の異常な高さに萎えて下山。自分達は熱海になにをしにきたんだと自省しつつ下山、次の目的地網代に向かう。

網代とは熱海から電車で3つの漁師町かつ温泉町で、昔僕の祖父がそこに別荘を持っていたため(ちなみに今はないんです泣)幼い僕の思い出の多少つまった地である。僕の旅目標としては、網代名産の干物を、今病気になっている祖父にお土産に買っていくこと、そして温泉に入ることだった。熱海城攻略(?)で汗をかいた廃人達はまず温泉を探す。そして「海の見える露天風呂の宿」を発見。さっそく立ち寄り湯。まあ写真の通り、もろに前が海岸。裸で海を見るってまじ気持ちいい。マイ温泉ランキング上位にはいる素敵な温泉だった。平鶴っていう温泉旅館ね。

湯のあとは旅館のとなりの磯料理の店へ。アジが名産なのでアジのたたき丼を注文。まじおっきおっきなくらい美味かった。まさとも満足してくれた。

そして最後の目標干物購入。干物銀座と呼ばれる国道沿いの店をほっつき歩いて、目標達成。アジの干物ゲットしましたよ。



たしかこの辺りで運命は狂い始めた。滝マニアのまさとが「湯河原にある有名な滝を見て、川の温泉に入りたい」という意思を表明。まあせっかくきたんだからとそこはとりあえず同意。電車で湯河原へ。駅からバスに乗り山道を登り、不動の滝に到着。そして奥湯河原温泉街とやらに行くために山道を徒歩で登ること約20分。

湯河原温泉街、半ば廃墟でしたwww荒れ放題の宿やテナント募集の宿、明らかに撤退したタクシー会社の営業所となかば恐怖を感じる山里。しかも人がほとんどいない・・・。たまたま親切なおっちゃんが、奥湯河原には泊まり以外で入れる湯はないと教えてくれたため、来た道を下山。公営の温泉に入って汗を流した。

まあこの時点で真っ暗だったので、廃人達は東京へと踵を返したのでした・・・。



感想・・・非常に楽しかった。うん。ひとり旅もいいけど旅は道連れ。最初は「こういうのって本来彼女と行くもんだよな・・・」とかぼやいてたけど、結果的には最高だった。またいくぜ、廃人のたび。