好き
女の子と書いて好きと読む。
漢字ってうまくできてるな。
昔小学校の先生が恋愛のことを無難に説明してたのを思い出した。
「人は自分のことを思いやってくれる人のことを好きになって、恋をするのですよ」
この言葉が正しいのかどうかは未だにわからない。でも最近正しいような気がする。自分と全く接点のない人に抱く激情は恋じゃなくて発情というのは僕の勝手な持論。まあ僕は年中発情期ですけど。
でも、「互いの内部にいるもう一人の自分像をよりよいものにしよう」っていう関係だと絶対長く続かないよね。これが心理学的に言う「相手に自分の価値の承認を求める恋」
ブランドを求める恋と言えるかもしれない。
「好きな相手の中にいる自分像がありのままでもまったくかまわない、そんなこと抜きにしても僕はその子が好きなんだ」っていう気持ちがお互い持てるくらいになって恋は初めて恋愛になれるのかもしれない。
恋愛をするってのは互いのATフィールドの中に干渉し合うこと、つまり互いの本音の心を覗きあうことだから、気持ちよくありつづけないと絶対耐えられないのかもしれない。
誰かを愛する心も結局は自分のためにあるんだからって、自分より好きな人がいる今の自分が好きなんだからって、鋭いけど首を縦に振らざるを得ないフレーズだよね。自己愛だっていいじゃないか。自己と他人の境界が曖昧になることを恐れてヒトは心という殻、ATフィールドを作ったんだから。
恋愛を目指して、恋に飲まれないように生きていきたいです。以上。