ef - a tale of memories
一気に見た。
この前見たスクイズは感想を書く気にもならなかったがこれはなかなかの良作だった。
男女3人ずつの構成ものでバランスもよく、描き残しや不足が無いところ、シャフトの作品だけあって演出が個性的なところ、OPが毎回変わるサービスなどに好感が持てた。
複数の男女の群像劇ではあるが、記憶が13時間しか持たない千尋と、駅で偶然出会った千尋に恋をした蓮治が協力して千尋の夢だった小説を書き上げるストーリーにはなかなか泣かされた。
本当に人を愛するということは、その人の本分を全うさせてあげることなのか、それとも、自分と相手の関わりを通じて共に幸せになるということなのか。
僕はその答えを出せるほど大人ではないようだ。