2月2日
2月2日…東京の中学受験では1日と3日に山場の学校があるだけにここでは一段階下の学校を受けることが多い(気がする)
僕が受けたのは城北中。1日目で試験の雰囲気を掴んだつもりだったのでここは絶対落とさない!!的な意気込みで試験会場へ。
校長先生が自ら受験生を迎えてくれた(この前僕の担任のH先生に聞いた話だと、この校長先生、東大の合格者数を宣言してしまうとか。すげ〜すげ〜)
いよいよ試験開始!最初のほうはいい感じで問題が解けていて、貰った!という感じだった。
しかし2科目目当たりで惨劇が起きる。
開始約10分、嵐のように猛烈な便意が僕を襲った。
問題に集中すると僕のソリッドオブブラウンがむくむくと顔をもたげてくるし、彼との闘いに精力を注げば当然問題に集中できない。試験終了のチャイムは僕にとって自分との闘いの勝利を告げると同時に試験への敗北を意味していた。その後のテストも第二波、第三波に襲われ、散々だった。
そしてテンション下がったまま1日の発表を見に行く。結果は…不合格。
その晩僕は完全に自信を失い、呆然としていた。
このままでは全滅してしまう。親や親戚のみならず、小学校の友達や女の子へも面目が立たない。
そこで僕はなんとか自信を回復しなければと、過去の公開模試やカリキュラムテストの、よかった成績表だけを集めて自分の部屋中に並べてみた。単純なものでそれらを眺めると不思議と勇気が湧いてきた(笑)
そして僕は心配そうに親達視線を気にすることなく翌日の第二志望、海城の試験に備えて早く寝たのだった。