新・時の軌跡~yassuiのブログ~

旅の話、飯の話、リビドーの話。

パークス

集中学習2日目…効果はすさまじい。林プリントはもう4割終わったし、戦国時代からだったZ会の参考書も、明治時代が終わってしまった。

昨日始めた古文も英語長文も20ページほど消化…

誘惑無しでトランス状態で勉強するとこうなるのか…自分が恐ろしい(笑)

話はうって変わるが、朝起きると机の上にハードカバーの本が。親父が古本屋で買ってきてくれたようだ。遠藤周作「侍」!

お〜シブいね!面白そうな匂いがぷんぷんしてくるよ。

帯をみると「江戸時代ヨーロッパまで行った支倉常長は法王にあった。しかしこれは常長の伝記ではない。彼の大旅行を私の内部で再構成した物語だ…」

さっそく今日勉強した人物のお出ましだよ…支倉常長伊達政宗の命を受けて慶長遣欧使節として法王に謁見した男…だった気がする。

まあようするに江戸時代にイタリアまで行った男の目にしたもの…キリスト教、西欧文化の頂点の姿を遠藤周作ナイズドして小説にしたわけだ。沈黙やら深い河読めばわかるけど(遠藤作品全部に共通してるか)遠藤周作は言わずとしれたキリスト教信者だから、また僕らとは違った見解があっておもしろい。また彼自身も世間一般のキリスト教ではなく日本の文化、価値観、歴史に適した信仰を追い求めている人(だと僕は思うのだが)だから、彼にしか書けない文章が書けるんだろう。

面白そうだ。でもおそらくこのぶ厚い本を読み出すと3日は何もできまい…

プラス1冊。伊集院静受け月」これは野球系の話らしい。伊集院静が書くと今の時代の文章が純文学っぽくなって、充実感を持ってよめる気がする。

さらに「夢であいましょう」糸井重里プラス村上春樹ショートショート。この3行を読んだだけで、よみたい人はもうその場で発狂しそうになるくらい読みたくなるはずだ。

本は読みたい…されど勉強せねば…