ふり〜めいそん

やあみんな！久しぶり！まだこのページ見てくれてる人いるかな？？たすくさんだけかな？

今日はフリーメイソンの話をしよう。

1ドル札の裏の目玉といえばピンとくる人もいるかもしれない。

というより某友人よりそのネタについて聞かれたから調べたんだけどね。

このマークには13段のピラミッドの頂点に目が着いているもので、アメリカ独立宣言や、フランス人権宣言の写真を見ても描いてある。

それもそのはず、独立宣言に署名した56人中53人はフリーメイソンだったのだ。そのほかにもアメリカを支えてきた偉人たち、ワシントン、セオドア・ルーズベルト、タフト、フランクリン・ルーズベルト、トルーマンなど13人の大統領、エリー運河を完成したデウィット・クリントン、NYとパリを無着陸単独飛行したリンドバーグ、自動車のフォード、野球のタイ・カッブ（メジャーの野球殿堂には44人のフリーメイソンが入っている。）さらにはマッカーサーなど、アメリカの歴史をいろどるフリーメイソンは数知れない。

モーツァルトやゲーテ、ドイルなどもフリーメイソン。

そもそもフリーメイソンとはなんだろう？都市伝説的には、国際陰謀事件を背後で操る秘密政治結社とか、ユダヤの秘密結社などというアングラなイメージを持たれているが、実際は全世界に支部を持つ、会員数600万人（うち3分の2はアメリカ在住）の慈善、親睦団体と言われる。1940年代のある調査によると、アメリカ48州の知事のうち34人、96人の上院議院中55人、某州議会議員108人中70人がフリーメイソンだったという。

フリーメイソンの起源には多くがあるが「ソロモンの神殿説」が有力だ。ソロモンの神殿とは、古代ユダヤ民族が7年半かけてエルサレムに完成したものだ。その時、ソロモン王が他国に助力を求めると、当時最高の建築者、ヒラム・アビフという職人が派遣され、ヒラムの組織した職人集団がさまざまな工夫により集団が神殿を完成したという。この職人集団が起源といわれる。

近代フリーメイソンはイギリスが発祥。この時から秘密結社らしき集会、階級制、通過儀礼などの習慣が始まるようになる。

では、フリーメイソンの目的とは何なのか？このことは、フリーメイソンであるモーツァルトの「魔笛」に端的に示されている。魔笛にはフリーメイソンの参入儀礼を下敷きに構成されており、主人公の最終目的は、「人間が神になる」こととわかる。このことは古代のギリシアから延々と続く西欧神秘主義と一致する。がしかしやがてルネサンスがおこり、神は崩壊する。

近代において神に代わったものとは…？理性＝科学である。人間の目標だった神への接近は、人間自身の理性による道徳的完成という目標にすりかわった。

フリーメイソンの場合その目標はさらに大きい。個人だけでなく、世界全体の理性的完成を、ソロモンの神殿に象徴される巨大建築物の建築過程に置き換えているのだ。

つまり究極的には、偉大な神の神殿とは世界全体を示し、世界市民主義につながるのだ。

その前哨として、アメリカという世界最強国家の建国があげられる。

前述したが、アメリカの政治も文化もフリーメイソンが作り上げてきた。

アメリカの与えてくれる自由とは、フリーメイソンの観念である理性や道徳に裏付けされた自由だったのだ。

今はその道徳と理性が徐々に失われ、退廃化し、理性を失った自由は国際社会を駆けずり回っている状態だが。

現代日本にもフリーメイソン主義は深く関わっている。日本という特殊な経済大国の根幹、日本国憲法とは則ち、フリーメイソンのマッカーサー三原則に基づいたものだ。

「国民主権、基本的人権、平和主義」

明治憲法と最も対照的なのは国民主権。明治憲法では留保だらけだったものが、他の何人によっても奪われない権利になった。

しかし近代日本に、理性をともなった自由は浸透したのだろうか…？

西洋における近代とは、神中心の価値体系が、人間中心の価値体系に移り変わる時代だった。

しかしよく考えれば、神が理性にすりかわっただけといえる。西洋は、中世に人々を支えた、神と相対する時に発生する道徳を、理性による道徳に置き換えることで、自由を濫用することなく発展した。

つまり、西洋の人間中心の理性社会の背後にはいつも神がいるし、現在もい続けているのだ。

しかし、日本は絶対神に対する道徳を持たずして、西欧文明の産物である主権や基本的人権を手にしてしまった。そして手放しの自由が暴走し、その蓄積がよくも悪くも現代の日本を作り上げている。日本人の持っていた道徳とは…儒教的道徳とか？でも長幼の序にしてもなんにしても基本的人権を支えてる大事な存在ではもはやありえないしね。むしろないがしろにされてる（笑）

フリーメイソンっていうのは結局、西欧で科学中心主義と人間の精神活動のバランスを支えた近代宗教っていえるんじゃないかな。

…はあ。講談社新書吉村正和「フリーメイソン」とインターネットと僕の意見でフリーメイソンについて学びました。

でもこんなことは早稲田慶應の入試には出ません。

ちゃんちゃん♪♪

もうすぐ3時だあ