新・時の軌跡~yassuiのブログ~

旅の話、飯の話、リビドーの話。

廃人Inハワイアン

ゼミ合宿から帰ってきますt



でも今回はゼミ合宿ではなく、まさとと行った廃人の旅08版についてつらつらと。



毎休みごとに地味に開催してきたまさととの廃人旅行。就職活動を前に、今年もばっちりやってやるぜ・・・と八月末に2泊三日で旅に出る予定でいた二人。

しかし、まさとのサークルの用事で急遽旅行は日帰りに。



失意に暮れる僕にまさとは行った。



ハワイアンズ い か な い か」



ハワイアンズとは福島県いわき市にある、ハワイをモチーフとしたスパリゾート。僕は全く知らなかったのだが、結構昔からあったらしい・・・

プールと温泉に入れて、水着のお姉さんも見られてウハウハとか。

これは行くしかない!!!





ということで25日夜、大久保αに集う二人。ガンダムVSガンダムのアルティメットコースを2面でゲームオーバーになる二人。



そしてやよい軒で夜食を済ませ、深夜一時過ぎ、廃人宅に到着。いわき市に車で向かう。とりあえず、夜明けを見ようということで早目に出発したものの、環八、外環、常磐道ととにかく車が少なかった・・・



特に常磐道に入ると同時に周囲はトラックオンリーとなり、水戸を過ぎたあたりからは周囲がいっさいの無灯火。サーチライトを頼りに走る恐さもあって、自足100キロで闇の中に吸い込まれそうになるような錯覚を覚える。



しかたなく恐さを打ち消すように組曲やいさじソングを歌い続ける廃人二人。



途中のサービスエリアのコンビニでGETしたのは、高速道路限定販売のEVAの缶ジュース、そして半額で叩き売りされていたOOのフィギュア。中身は変態グラハムエーカー上級大尉



常磐道を降りるときにまさとがつぶやく。





「行きの高速代で、金がなくなる」



前日に調べて一万以上かかると知らせておいたにもかかわらず、いつも通りばっちり金欠を起こしたまさと。結局ガソリン代と彼のハワイアンズ入場料は僕が払うことに。これで彼の借金額は一万を軽く超えることとなった・・・





そして深夜3時半、いわき市到着。当然ながら夜明けはまだ先。9時にハワイアンズがオープンすることを考えると気が遠くなるが、とりあえず深夜の市内を放浪。

沿岸の工業地帯を回ると、暗闇の中光に照らされる、パイプがはりめぐらされた巨大なタンク群が!!まさにFF7のミッドガルにある魔洸炉を見ているような気分だった。工業地帯を深夜4時にうろうろする人もおらず、広い工業道路を進み続けて、まさとオススメの塩屋崎灯台へ。



五時近くなると若干空が白み始めたので、海岸沿いのコンビニに駐車して、休憩しながら夜明けを待つことに。真っ暗な海を前にして、堤防に座りながらカップ麺をすすっていると、急激に周りが明るくなり、太平洋の荒波と対峙することとなった。

まさに夕べにみやる太平洋、といった感じ。なかなか味があった。



日も昇ったので塩屋崎灯台に向かい、車をとめて小高い丘の上にある灯台を目指すも、時間が時間のため案の定灯台内部には入れず、すごすごと退散。



他に時間をつぶせるような場所も思いつかず、そのままハワイアンズへと向かった。朝六時。当然ながら車もほとんど止まっていない駐車場で仮眠。9時の開園に向けて英気を養う。



とうとう九時。門に向かうと子供たちの阿鼻叫喚が響き渡るのが聞こえてきた。

・・・家族連ればっかりorzと半ば失望しながらも入場、水着に着替える。



中はプールゾーン、スパゾーン、温泉ゾーンに分かれていて、プールゾーンとスパゾーンは水着で入場可能だ。

廃人二人はまず流れるプールに飛び込む。











楽しい。前にいつ流れるプールに入ったかは覚えていないが、とにかく気持ちいい。ただ水流に流されて、夏祭りの露店のスーパーボールや水風船のようにぐるぐる回っているだけなのに、これがなかなか楽しく、子供たちと一緒に小一時間流されていた。

次に屋内、屋外スパゾーンに。温度は30度半ばに設定されており、ジャグジーやミスト、寝風呂などいくつかの風呂をゆっくりと楽しむ。というかこの時点で睡眠一歩手前。。

一度温泉ゾーンに行って熱いお湯で目を覚まし、再び流れるプールに。

時間も経ったからであろうか、少しづつ水着のお姉さんが増えてきたジャマイカ!!

何年前か、某としまえんの流れるプールで違法行為に及んで補導されたイカれた友人たちの愚行を思い出し自分の妄想を戒め・・・るのは少々難しかった。

なんてったってけしからん水着なのだから!



ま、流れるプールで浮き輪に彼女を乗せてちゅっちゅしてるカップルにはなんらかの制裁を加えたい衝動にかられたのだけども。



結局そのままスパ→温泉→流れるプール→スパ→流れるプール・・・



といったような展開を繰り返すうちに皮膚が必要以上につるつるになち手の指はふやけてきた。それでも水着のお姉さんを少しでもたくさん見るため、ぐるぐると流れるプールを周遊するキモメン二人だった



後半は大きな浮き輪を借りるという暴挙に出て、勢いで流されるまま、お姉さんの乗る浮き輪に急接近するという危険行為に出始める。

ちょっと通りますよ〜

ってな



そんなこんなで夕方五時半、ハワイ気分、というより水着のお姉さんを限りなく満喫した♂二匹は帰途に着く。実質一日中プールに入っていたようなものなので疲労はかなり著しく、まさとは僕の運転を心配した。



しかし常磐道に入って30分ほど経つと、助手席に沈黙が訪れた。ipodをいじっていたはずのまさとはうつむいて熟睡。危険を感じた僕はブラックガムを激しく噛み絞めながら、ランダムで流れ続けるアニソンを声を出して歌いながら夕焼けの常磐道を走り続けた。



4曲分ほど歌い終わったとき目を覚ましたまさと。



「おっと、もう少しで寝そうになるところだったぜ」

彼の中では時間が止まっていたようです



埼玉の戸田でまさとを下ろし夜9時過ぎに自宅に着いた僕を襲ったのは、体の置く深くから湧き上がるような火照り。代謝があがっているのか、タダ単に疲れたのかはわからないが、その日は就寝、翌日もほぼ一日中眠っていたのだった。



総括すると・・・

水着のお姉さんが魅力的

水着のお姉さんがどうしても気になる

温泉が気持ちいい

水着のお姉さんは肌が綺麗だ

温泉で代謝が上がった

水着のお姉さんは普段の170パーセントスパーキング!!



といった感じ。ヤリチンテニサーだけあって、いい遊び場所を紹介してくれたまさとに感謝しつつ、借金全額返済を楽しみに待っていよう