ジム初体験

東京の職場にもようやく雰囲気と体が慣れ始め（しかし冷房があまりにも控えめすぎる通勤列車と、圧殺されそうになる節電ダイヤにはいまだ慣れることは無い。ああ懐かしき鶴舞線、七隈線）、部屋のダンボールも大分片付いた。

それなりに心の均衡を回復しつつある（しかし来月は多分仕事のシステム上の問題で死ぬでしょう。）僕にとって、かなりマストなミッションが一つ存在した。

体重減

というより運動そのものである。元からイケメン細マッチョ体型とは言えなかった僕だが、名古屋と福岡でおいしいものを食べすぎてあからさまに体重が爆増。
もう完全に限界突破していたにも関わらずやまぬ暴飲暴食（でも幸せ。）
結果ＦＡ（フルアーマー）やすいに換装を成し遂げてしまった。
追加特性はあついしぼう。

南無三！

これ以上放置するとますます人生の色々な意味でドロップアウトしかねない・・・と風呂上がりに悪寒を感じた僕は光の早さで近場のスポーツジムをググっていた。

昔は「運動なんて金払ってやるもんじゃない。自分でタイム計って走ったりプール行って、大学の筋トレマシンで鍛えればいいジャマイカ。そのストイックさと自律心が、体だけでなくメンタルも鍛えられるんだ」と、そう思っていた時期が、僕にもありました。

人間なんて弱いもんです！そのストイックさは妥協という二文字の名の下、成す術もなく崩壊しておりヒャッハーな世紀末状態でありました。

要するに、もう自分のお金を払っているんだから行かなきゃ！という経済的負担を厭わない覚悟（というかケチ精神）に自らの肉体革命を委ねる他ないと思った所存にござ候。

たまたまＧＷ末あたり再会した高校の友人やす（二郎マニアである彼も腹肉に悩まされているクチである）と、ティップネス中野店の門を叩き、体験入会を試みた。
レンタルジャージに着替えた僕たちは、ジャニーズ系の甘いフェイスをしたイケメンインストラクターにまず体の組成を測定された。
健康診断のように1ペーパーにまとめられて、カウンセリングタイム。

ＢＭＩ的にはギリギリセーフだが、イケメンは遠慮がちに言葉を選びつつ・・・
「上半身の筋肉がもう少し欲しいですね・・・でも下半身の筋肉はすごいですよ！」

高校時代100キロバーベルかついでスクワットしてましたから。
ただ、イケメンの履くような細身のズボンが履けない上、何の得もありませんでしたから。
上半身がっちりしてないとマッチョに見えないし。

カウンセリングを受けた後はマシン筋トレを行う。
一通り筋トレをこなしたあとにイケメンに「レッスン興味ありませんか？」と誘われるがままにボクシングエクササイズを体験。
クソ汗をかきました。スタジオでやったけど最前列のオッサンがカミソリのようなキレのある動きをしていて若干引きつつも、真似をしながら滝汗かきました。

その後ランニングマシンで30分ほど汗を流しフィニッシュ。

この爽快感・・・高校ぶりに楽しい・・・。
ということで完全に勢い入会しました。
プールもあるので時間を見つけて燃やしまくりたいと思います。

夏までに5キロマイナスが目標です。