新・時の軌跡~yassuiのブログ~

旅の話、飯の話、リビドーの話。

数寄者への道

恋の病にかかった。









ウソ。でもまあいくら恋患いにはまりこんでも死ぬわけじゃないから悩んでもいいな。むしろそれはマイナス効果よりもプラス効果をもたらす精神的自慰にあたるのかもしれないし。



今日のつぶやき。

「髪、切ったね」とか「今日の服、いーね」とかほめるのは女の子と人間関係を築く上で最も安易かつ効果的なコミュニケーション手段。まあそこに付け加えるコメントがいかに気のきいたものかどうかが鍵を握るわけだけども。各々の女性に相応しい言動、振る舞いを見せることがダンディズムへの第一歩だそうな。

ちなみにこのダンディズムと、日本古来の「好色」とは近い意味にあると思う。

今では「色を好む」と言うと単なる色情狂かエロスの肉塊のように見られてしまうが、かつて「色を好んだ」在原業平や平中、光源氏は決して変態ではなく、多種多様な女性に対し粋な計らいを見せた男達。まあ光源氏なんか紫式部というインテリ女性の妄想が作り上げた理想の男性の最たるものなわけだから、プレイボーイだろうと結局は対人関係で気の利いた男が好まれるということか。

最初の「女の子をほめる」というところに戻る。概して女の子は美容院に行った翌日、男が何も言わないと「私髪切ったのに気付いてくれな〜い↓↓ぷんぷん♪」となるわけだが、実際のところ男どもが髪を切ったことに気付いていない確率は50パーセントを割ると思う。よほどその女性に無関心でもない限りは、男は女の子のことをよくよく見てるだらふ。「異性」として認識してる限りは。

ただそこで男性がそれを口にできないというのはやはり日本人のハミカミの成せる業である。

もしフランス男とか「ちょい悪」レオンだったらもう突っ込みまくりの持ち上げ祭が始まるわけだけど、日本人は面と向かって相手をほめるのにちょっとした勇気がいる人が多い、ようなようでないような。

まあそこにくると、去年まで僕なんかは女の子にたいしてほとんど話しかけらるなかった上、もちろん上記のようなハニカミカミカミだったため沈黙の春だったのであります。

でも冷静に考えてみれば、単純に女の子をほめたとしても、それがすぐに下心ととらえられるわけじゃない…と思う。僕が言った場合は例外的にいやらしく聞こえるということは棚に上げるとして。

もし逆の立場で女の子になにか自分のことをほめて貰ったらうれしいのと同じで。男によっては舞い上がって狂喜するしね。



まあうだうだ言ってきたけど、まあ女の子と無難に話せるようになりたいなと、そういうことであります。

すみません父様母様、男女共同参画社会に未だ溶け込めない人間の文章ですね。



以上、バイト休憩中に地下のライブハウスからチャットモンチーが流れてくるのを聞きながらしたためました。