ガリムチ
どうもこんばんは。DTが起動し始めるお時間です
新聞の発行に追われずにすむ8月、謳歌せぬ手はない!!ということで昨日夜、「まだ海見てなくね!?水着のおねーちゃん見てなくね!?」
とつながり、車の練習も兼ねて衝動的にFBに召集をかけた。みなさん、無茶にふってご迷惑おかけしました。
目的地は熱海、網代。ビーチをさんぽして、温泉に入って、さいこーに美味い海鮮定食を食す予定だった(去年のまさととの旅行を車で再現というもの)
紆余曲折を経て参加条件が満たされたのはチャラいザイザイの体現者、芝男ことK島のみだった。
朝7時に家を出たものの、朝っぱらから渋滞に巻き込まれ、K島家にたどり着くまでにひと苦労。さらにK島家を2度通り過ぎる。そこから先の国道一号も、大磯を過ぎるあたりまで渋滞が続き、その間の収穫は「でかまん」という巨大な看板を掲げるまんじゅう屋さんを発見したことくらいであった。
男二人でドライブすれば当然そんなレベルの会話にしかならない。
議題は「ムチかガリかで言うとどちらか」
ガチムチではない。女の子の好みの話である。これはFBの飲み会でU松党、K西党と完全に派閥が分かれるのみならず、野球部OB飲み、果てはこの前の合宿飲みでさえ提起された、男にとって永遠の命題であるといえよう。
激論の果てにたどり着いたのは
「結局この問題は該当者個人の価値観によって十人十色の答えがあるため、決してひとくくりにすることはできない。大事なことは、ムチであること、ガリであることをどこまで許容できるかだ」
たとえば「オレはガリ好きであることをゆずれない。でもムチでも好みのタイプであればバッチリなんだ」
という人。彼の好みはガリに立脚しているといえる。だが、ムチもある程度まではタイプだ。
よって彼は「ガリ党、親ムチ派」といえる。
一方で「オレは決してガリ以外を認めない。え、かわいいムチ系の子に逆ナンされたらどうするって?だが断る」
という「ガリ党、タカ派」という過激に自分の好みを追い求める、極翼に立つ人がいることも紛れない真実だ。
こればかりは本当に好みの問題なので、どのポジションが悪いとか理想的だとかいうわけでもない。(オールオッケーってのもなんかこだわりがない感じやん?)
大事なのは、自分がどこの位置に立っているのかを知ることなのではなかろうか。つまり自分を知るのが大切だということだろう(´∀`)
あ、ちなみに僕は「ムチ党、親ガリ派」
いや「ムチ党、タカ派」か
自分がわからねえwwww
そんなことをしているうちに海が見えて興奮する野人。カップルの乗る車にガンを飛ばしながら(ウソ)熱海になんとか到着。でも車内での激論もあり疲れ果て、まぶしいビーチに降りる気になれず結局車内から水着のおねえさんを眺めるにとどめる弱い♂共。
水着のおねえちゃんがいるたび脇見、クラクションを鳴らされて我に帰るwwwっていうか前の車も、おねえちゃんの付近でやたら速度落としてるとこを見ると、水着のおねえちゃんは交通渋滞や事故を引き起こすんだ、という結論に至る。罪なもんだ・・・
そして途中、仲よさげに歩く水着の若い男女何人組かを見てつぶやくK島
「大学生ってああいうもんだよな・・・」
∧∧
/⌒ヽ)
f三 ∪
○三 |
(/~∪
三三
三三
三三三
そんなリア充どもを尻目に、山を一気に駆け上がり、水平線を見てぼんやり。
閣下、心、洗われました・・・
>―"""""―<
`/ \
| / |
| ● (_人_)● |
| ノ
`\______ノ
腹が減った男たちはそのまま網代に移動。とりあえず風呂に入りに行く。以前まさとと入った、海と一体化した露天でもの思いにふける。
そういえば、神戸にいた小さい頃は、朝起きると窓から毎日水平線を見ていたなあ・・・とか思ったら、やはり自分が水平線を見ると心が澄むような気がする理由がわかったような。街でも自然でも、ルーツの風景って大切だよね。
そんな海の風景は気持ちをさかのぼらせてくれただけでなく、その開かれた情景から未来への想像もたくましくさせてくれる。雄大な時間の流れを背景に持つ大自然を目の前にすると、人はなにかしらに思いをめぐらせるのかもしれない、と最近思う。
温泉でムダに肌つるつるになったので、以前まさとといった、美味い海鮮定食屋に行こう・・・としたら、すでにランチタイムを過ぎており、夜まで準備中。どこも準備中。
計画頓挫。このあたりでまあ個人的に充実感があったので、あとはひたすら大返し。
帰りの車内での話題は「女の子は匂いも大事だ」
五感は五つあるから五感なんだ。視覚、うんまあね。聴覚、まあね、声とかね。嗅覚、匂いね。いい匂いね。味覚、触覚、割愛。ラスト二つは棚に上げて、残りの3つね。視覚にたよりがちではあるけど、だからこそ、残りの感覚が心の原始的、核的な部分により訴えるって説は正しいと思う。
結局、夜まで飯を我慢して、K島の巣である川崎のモール内の、石焼ハンバーグを食べるという、まったく海と関係ない結末。ハンバーグ屋の女の子に軽く萌えるK島。
その後はK島を家まで送って、僕もちゃっちゃとおうちに帰りましたとさ。夜は車が少なくてむしろらくちんでしたとさ。
ちゃんちゃん。
今日の名言:温泉で、使用したあとの桶をひっくり返し、シャワー出しっぱなしで出て行った子供と、親を見たK島。荒れた洗い場を指差し
「ゆとり?」