新・時の軌跡~yassuiのブログ~

旅の話、飯の話、リビドーの話。

モテナイキ

モテキ」という漫画原作のドラマが昨年放映されていた。



人生には3回(ないし4回?諸説あり)のモテ期があるという都市伝説は、ネット上や、どこにでもある飲み会トークでまことしやかに語られる類のものである。男女ともに「あのころは・・・」という昔話のトリガーが引かれること請け合い。

幼稚園や小学校の壮絶モテモテ伝説を懐古してどうなるものでもないのに、本人だけはそのトピックに熱っぽくなりがちである。

また2chで定期的に上がるスレにおいても、その正確性はさておき、このようなモテ期が人生の恋愛観に大きく影響するというのは比較的定説となっている。



彼 女 が 一 度 も で き な い 男 の 特 徴

http://news4vip.livedoor.biz/archives/51685407.html



ただ、漫画は漫画、ドラマはドラマとして、ある条件化において、僕はこのような「モテキ」は決して来ないと考えている。

逆にその条件が満たされていれば、その努力の末にモテキは来るのではないだろうか。

その条件とは「モテようという努力をしていない」という条件である。





どうみても当たり前マジ勘弁、といった感じであるが、これに尽きる。

例えば以下のような会話の中にモテようという努力をしていない人の特徴が垣間見える。



これは名古屋の行き着けの居酒屋で恒常的に交わされているマスターと僕の会話である。







マスター「やっさんはなんで彼女作らないの?いちおうちゃんとした仕事にも就いてるし女にはモテそうに見えるんだけど」



廃人「いや、なかなか仕事も忙しいし、名古屋に知り合いもあまりいないしねえ」



マスター「じゃあ彼女はいらないの?」



廃人「いや・・・そういうわけじゃないんですけど・・・」



マスター「やっさんの会社の男の子ってみんなそう言うよねえ。やっぱり草食化が進んでるのかなあ。職場にも女の子居ないわけじゃないし、まずはメシか飲みにでも誘ってみればいいじゃない?」



廃人「いや、職場でそういうことをすると社内規的、雇用的な問題が発生するんですよ」



マスター「そうなんかねえ。1人くらい食っちゃえばいいんじゃない?じゃあせめて、名駅とかでナンパしてみればいいじゃない?」



廃人「いや・・・そこまでする元気もないというか。まずこの身長とルックスでナンパとか無理でしょ」



マスター「いやいや、世の中とんでもない顔した奴がえらい別嬪さんをものにしてるのなんてザラだって!もっと自信をもたなくちゃダメだよ!あ、もしかして普通に転がってる女じゃイヤだから逆玉を狙ってるんだ!」



廃人「いや、そういうわけでもないんですけど」



マスター「じゃあどんどん出会いの種を蒔かなきゃ!知り合いの女の子にはみんな次に会うときに何をするのかを予感させるようなメールを送るとかさ!」



廃人「いや・・・みんなにそういうことをするのってできないんですよね。本当に好きになった時ならできるんですけど(あ、でもその場合だと今度はチキってできない)」



マスター「なんか女の子みたいだねえ。でもさあ、いちおう彼女は欲しいんだよね?」



・・・以下、どうどう巡り











まさかネット上でよくある「草食系男子にバブルさんが聞いてみました!」みたいな会話を自分で体現するようになるとは夢にも見なかったんだけど・・・



この会話から見える僕のダメ要素は主に3点。

?仕事が忙しいことを言い訳にする。

?「※ただしイケメンに限る」と言い訳をする。自分に自信を持っていない。

?出会いのチャンスを作ろうとしない。



逆に、いくつになってもモテる人は実る実らないに関わらず、女の子になんらかのアプローチをかけにいくし、自らで女の子に楽しんでもらえるシチュエーション、会話、プレゼントとかを一生懸命考えている。

そうやって努力している人と僕の間に歴然とした差が開くのは当然だし、僕がそういう人との間に勝手に一線を引いてしまっていることも、他の人から見たら諦めか負け犬の遠吠えにしか見えない。



いかにせよ、いろいろと頑張らなくてはいけないようだ。