ヤック・デカルチャー!!みんなのうた
民法オワタ
明日試験だけど始まりすぎてオワタ
まあいいわ、暇つぶしに日記でも書いたる
マクロスFのDVD,ブルーレイ馬鹿売れですね。CDもバカ売れですね。
コンセプトは歌に、三角関係に、SFアクション。最近ラブコメ化してる感があるけど、やっぱり菅野よう子が量産する歌はすばらしい。
今日はそんなマクロスネタから。ガンダムと違ってそんなに詳しくないんだけど。
何十年か前に放映されていた初代マクロスの世界では、遺伝子改良かなんかで、戦闘能力だけを特化されて生まれてきた巨人、ゼントラーディっていう種族が宇宙にいるんですね。
彼らは本当に人生を戦うためだけに生き、戦いだけをして死んでいく種族で、戦いで無駄なものを全て省いた状態で独自の集団を築いて、人類と衝突することになる。
そこで初めて音楽や恋愛、娯楽などのいわゆる「文化」と出会う。
生まれたときから軍艦で育ち、戦い続けて死んでいく彼らが文化と出会ったことによる衝撃は大きく、人類とゼントラーディの戦争のターニングポイントとなったのも、互いの架け橋になったのも、おそらくは「文化」による功績が大きく関わっており(前述したとおりマクロスの歴史には詳しくないのでサーセン)、現在放映中のマクロスFでは、そんなゼントラーディと人類が共存している世界が描かれている。
そんなゼントラーディの巨人さんは、文化に感動すると
「ヤック・デカルチャー!!」ってつぶやく。
歌を通じてみんなが和やかな気持ちを共有したり、盛り上がったり。現実世界でもあることなんだけど、画面の別次元の世界の中でそれが行われていると、改めて不思議な気持ちになるもの。
歌、音楽って、人間がそれぞれ持っている感情を体現してるものなんじゃないかな、と思う。歌手、奏者なんかのいわゆるアーティストは、その感情を形にする技術を持っていて、音楽を聞かせた人に
「ああ、これこれ!!この感じ、こういう気持ちなんだ!!」
っていう感情の共有と同時に
「おお、なるほど、こういう気持ちをこんな音で表現するなんて、すげえよ、マジヤバイよ」
といった、新鮮な表現法の発見を同時に感じさせることができる人でもあるんだと思う。
優れた詩人や奏者と比べれば、誰もが口下手で楽器の才能の無い人間だけど、優れたアーティストが表現した作品を多くの人が享受、共有することで、各々の感情が豊かになるし、生活に潤いが生まれる。
そして、やがて作品を生んだアーティストも気づかなかった新しい視点から作品を生み出す人間が生まれる。そんな層の厚みが豊かな文化を創っていく。
う〜ん、ヤック・デカルチャー!
芸術って、いいですね
やべえ腹減った