夏の終わり
って早いだろ!?とかつっこむ人には僕が全力で制裁を加えるから。
母校野球部の夏が終わった。6−4と惜敗。エースは左手にひびを入れながら力投。
しかしもったいないエラーで相手につけいる隙を与えてしまった。
打線も、後半で勢いをつけて反撃することができたが、中盤は淡白な攻めで思うように加点できなかった。
と
客観的に試合評をするのは監督の仕事でありまして
先輩である僕が思うのは一つ下の後輩の気持ちなわけです。
なんだかんだいって彼らとは一番充実した時期に野球をできた仲間であり(同輩9人しかいなかったからね)去年の夏に一緒に笑って泣いた仲間であるからして
その感情移入は甚だしいんです。
試合後のミーティングで思いもよらずコメントを求められたので僕が伝えたのは
「大会通してうまくいったヤツもいかなかったヤツも、出る機会が少なかったヤツもいたかもしれないけど、そのそれぞれのチャンスに3年間の想いをこめて臨んだならそれは一生の思い出であり宝物なんだから、誇りをもって大切にしろよ。そんで高校野球を一生懸命3年間やりぬいたことは絶対何事にも代えがたい経験なんだから、おまえらみんな勝ち組だし、一緒にがんばった仲間は一生ものだから大事にしてくれ。」
とまあそんな感じ。大会が終わったらもう全肯定でいいんですよ。本当に。正直野球はそこまでうまくなれなくても3年間やりとおした後輩に、泣きながら「すみません」とか言われるとこっちまで涙しそうになるから。お前らの野球なんだから、お前らががんばったならそれでいいよと。
久しぶりに声を枯らして応援して喉は枯れたけども
一生懸命なお前らをみて荒んだ心は洗われたから。本当にお疲れ様でした。