女とは不可解也
こと女という生き物は非常に興味深いと同時に不可解なものだと僕は思う。
女は基本的に男より早熟で、同年代の男子の幼稚さを冷めた目で眺めつつ、年上の男に惹かれるというのが世間一般(アエラの「女子校、共学、娘を通わせるならどっち」みたいな特集より)のティーンの女子評のようである。
その傾向が確かなのかどうか、僕はよくわからない。
まあ僕の思うところをいくらか書き綴ろうと思う。僕の妹を見る限りでは、年上の男子というよりはジャニーズ軍団にご執心のようである。
話を聞けば妹の学校の女子の大半はジャニーズファンでそれ以外はアニヲタだそうな。また友人の妹らもジャニーズにはご執心のご様子。
彼らの中性的な顔がそれほどまでに人気を博するならば、この世界は性同一化の方向へ進んでいるのか!?というと、まあそんなわけもなく、大人な彼女らのことだから、現実の恋愛とジャニーズ熱は別物と割り切っているのだろう。あるいは商業主義に飲み込まれてなんとなく「好き」なような気になっているか、友人の話題に合わせるためのファンも少なからず存在するだろう。
そこからあるきっかけ(気になる先輩の出現なり、ナンパなり)で、実体の男へと目が注がれる時期へ以降しお洒落やらなんやらに目覚めるのだろうが、男は、このあたりから、彼女らの真の姿、能力を見極めることがなかなか難しくなってくる。
外見を調整するために彼女らは理想像を演じるからである。女の本質は、同性の、なおかつ親友でもなければわからないだろう。
その包み込みこまれた核の部分に、僕は驚異を感じ、威圧されてしまう。
その核を垣間見ることの出来る場所、例えば一橋学院の自習室にいると、女の核が燃えたぎっているように感じる。まあだべって寝てしまっている女もいるが、オーラの出ている女は本当にすごい。コツコツコツコツ、居眠りする様子など全くみられない。
受験の追い込みでは女は男に勝てない、と担任の先生は言っていたが、どうも早慶を受けにくる女子に勝てる気がしない。
なんてくだらない憶測をしているのも、一重に僕が実際の女と接していないからなんだろうが、それにしても僕にとって女は、魅力的であると同時に、とってもカオス的な存在なのでした。
ちゃんちゃん